ユールゴーデン(スウェーデン1部)のボー・アンデションSD(スポーツディレクター)が、フランクフルトへの移籍が決定したU-23日本代表DF小杉啓太に言及した。クラブ公式サイトが伝えている。


 現在19歳の小杉は2024年3月に湘南ベルマーレの育成組織からユールゴーデンに直接移籍。同クラブでは公式戦通算62試合に出場して5ゴール7アシストを記録し、昨季はカンファレンスリーグ(ECL)で11試合に出場し、ベスト4進出に貢献していた。

 そんな小杉は今月18日に日本代表MF堂安律が所属しているほか、日本代表のコーチである元日本代表MF長谷部誠氏がリザーブチームでアシスタントコーチを務めているフランクフルトに完全移籍することが決定。来年1月1日にチームに合流することが明らかになっている。

 そうしたなか、この小杉の移籍についてアンデションSDが言及。「18歳でアマチュア選手としてここに来て以来、信じられないほどの道のりを歩んできた。ユースの代表ではすでに活躍していたけど、ユールゴーデンでの彼の成長は目覚ましく、カンファレンスリーグ準々決勝のラピード・ウィーン戦でのゴールは、共に過ごした中での個人的なハイライトとして真っ先に挙げられるものだ」と同選手への賛辞を送りながら、次のように続けた。

「ケイタは優れたサッカー選手であるだけではなく、素晴らしい人格者でもある。カクネスでの日々の生活においても、彼は模範的な存在であり、良きチームメイトだった」

「数週間前から、フランクフルトとは交渉を重ねてきたけど、彼らは非常にプロフェッショナルで真摯な対応をしてくれた。フランクフルトはチャンピオンズリーグに出場するような経営のしっかりとしたクラブであり、今回の移籍にもそれが反映されていることは明らかだ。これは私たちにとって史上2番目に大きな移籍となった。あとはケイタの今後の活躍を祈り、共に過ごした時間に感謝の意を示すだけだ」
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