鹿島アントラーズは20日、MFターレス・ブレーネルがFCルフ・リヴィウ(ウクライナ)からの期限付き移籍期間満了に伴い、今季限りで退団することをクラブ公式サイト上で発表した。

 鹿島のクラブ公式サイトには、次のようにターレス・ブレーネルのコメントが掲載されている。


「鹿島アントラーズとの契約を終了することとなりました。クラブに加入して以来、常に温かいご声援を送ってくださったアントラーズのファン・サポーターの皆様に、心より感謝申し上げます。加入当初から、私の最大の目標は長年遠ざかっていたリーグタイトルをチームとともに獲得することでした。その目標を達成することができた今、誇りと感謝の気持ちを胸に、クラブを後にします。これまで支えてくださったすべての皆様に、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました」

 ターレス・ブレーネルは、1998年5月12日生まれの27歳。2017シーズンに母国ブラジルのフルミネンセFCでプロキャリアをスタートさせると、その後も国内クラブを渡り歩いた。2021年2月にウクライナ・プレミアリーグのFCオリンピク・ドネツィクに完全移籍して国外初挑戦。同年7月にルフ・リヴィウに完全移籍加入を果たすと、2024年8月にはシーズン終了までの期限付き移籍で鹿島に加入した。

 鹿島では公式戦通算23試合に出場して1ゴールをマーク。今季の鹿島は9年ぶり9回目のJ1制覇を達成したものの、ターレス・ブレーネルは2025明治安田J1リーグ12試合1ゴールと出場機会の確保に苦しんだ。
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