バルセロナに所属するMFペドリは、21日のビジャレアル戦を欠場する可能性があるようだ。19日、スペイン紙『アス』が報じている。


 21日に、ラ・リーガ第17節ビジャレアル戦を控えている首位バルセロナ。前節終了時点で、3位のマルセリーノ監督が率いるチームとのポイント差を『8』としているが、自分たちが第19節を先に消化していることを踏まえると、負ければ背中を捉えられかねない“シックスポインター”となる。

 そんななか、ここまでのリーグ戦で2得点5アシストを記録しているMFペドリの出場が、「極めて不透明」のようだ。スペイン紙『アス』によると、同選手は左足腓腹筋の過負荷を抱えており、19日のトレーニングでは全体練習に参加せず、ジムでの個別メニューを実施したとのこと。最終的な決断は20日の前日練習後で、監督が選手本人ならびに医療スタッフとの協議を踏まえて、下すことになると併せて伝えている。

 また『アス』は、「ハンジ・フリック監督がリスクを負うことを好まず、このような状況に対しては慎重な姿勢を見せる傾向にある」と前置きした上で、「彼の出場は極めて疑わしい」と指摘。続けて、仮に招集メンバーに入ったとしても、「スタメン出場はなく、どうしても必要な展開に陥った場合に限って起用する、という条件で温存されるだろう」と見解を示している。

 年内最後の公式戦が、優勝争いの直接対決となるバルセロナ。ブラウグラナの攻撃を司る“8”のコンディションに注目が集まっている。
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