ブンデスリーガ第15節が20日に行われ、ハンブルガーSVとフランクフルトが対戦した。

 ハンブルガーSVはここまでリーグ戦14試合を戦って4勝3分け7敗の14位につけている。
第12節のシュトゥットガルト戦、第13節のブレーメン戦と連勝していたが、前節はホッフェンハイムに敗れ、いまいち波に乗り切れていないという状況。ホームでの一戦で、勢いをつかみたい。

 対するフランクフルトは7勝3分け4敗の7位につけており、前節のアウクスブルク戦では堂安律の得点が決勝点となり、公式戦5試合ぶりの勝利勝利を手にした。上位進出へ、アウェイで勝ち点「3」を勝ち取りたいところだった。

 堂安が先発出場した試合は、立ち上がりからハンブルガーSVが積極的にプレスを仕掛けていく。対するフランクフルトも、徐々に試合をコントロールしていこうとする。

 スコアが動いたのは19分、フランクフルトが自陣からパスをつなごうとしたところを、アルベール・サンビ・ロコンガが回収。そのままボックス内で右足を振り抜き、シュートをゴール右下に決め切った。

 一方のフランクフルトも26分、ナムディ・コリンズが敵陣深くの左サイドへ展開すると、ボックス内左でナサニエル・ブラウンが折り返し、最後はヒューゴ・ラーションがゴールに押し込んだ。その直後、ハンブルガーSVが何度か決定機を迎えたものの、枠に嫌われるなどして得点には至らなかった。

 追いついたフランクフルトだったが、ラーションの得点によるシュート以降は、ほぼシュートを放つことができない。前半は、このまま1-1のまま終えた。


 後半は、フランクフルトが優位に立って試合を運ぶが、なかなか得点には至らない。ハーフタイムにもジャン・マテオ・バホヤに代えてオスカー・ホイルンドを投入していたフランクフルトのディノ・トップメラー監督は、71分にもヒューゴ・ラーションとラスムス・ニッセンを下げ、ジャン・ウズンとエリアス・バウムをピッチに送り出し、リードを奪いにいく。

 試合はこのまま1-1で終了。ハンブルガーSVとフランクフルトの一戦はドローに終わった。

 次節、ハンブルガーSVは1月10日にアウェイでフライブルク、フランクフルトは1月9日にホームでドルトムントとぞれぞれ対戦する。

【スコア】
ハンブルガーSV 1-1 フランクフルト

【得点者】
1-0 19分 アルベール・サンビ・ロコンガ(ハンブルガーSV)
1-1 26分 ヒューゴ・ラーション(フランクフルト)
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