レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの記録に並んだ喜びを口にした。クラブ公式サイトが伝えている。


 ラ・リーガ第17節が20日に行われ、レアル・マドリードはセビージャと対戦。38分にジュード・ベリンガムが頭で先制点を決めると、86分にはエンバペがPKから追加点を挙げ、2-0で勝利を収めた。

 この試合で得点を挙げたエンバペは、2025年のレアル・マドリードでの年間得点数が「59」となり、2013年にC・ロナウドが記録したクラブの年間最多得点記録に並ぶこととなった。

 この日が27歳の誕生日だったエンバペは試合後、「今日は誕生日だから、特別な日だ。幼い頃から、誕生日に夢のクラブであるレアル・マドリードでプロの試合に出場することが夢だと言ってきた。この試合は本当に重要だったから、勝てて良かった。ゴールも決めたことで、良い結果で年を締めくくることができた」と振り返りながら、C・ロナウドの記録に並んだことにも次のように言及した。

「信じられない記録だ。僕のアイドルであり、レアル・マドリード史上最高の選手であり、世界のフットボールの基準であるクリスティアーノのような活躍ができるのは今年が初めてだ。僕にとっては光栄なことだ」

「彼はいつも僕に愛情深く接してくれるので、彼に敬意を示したいと思った。彼はいつもマドリードのことやどのように適応するかを良く話してくれた。レアル・マドリードのためにゴールを決めて試合に勝つことができて、とても嬉しいよ」

 また、得点後にC・ロナウドのお馴染みのゴールパフォーマンスを見せたことにエンバペは「これは彼のためだった。
普段は自分のをするけど、今回は彼と分かち合いたかったんだ。彼は子どもの頃からのアイドルで、とても良い関係を築いている。今では友人でもある。クリスティアーノとレアル・マドリードのファンの皆には心からの挨拶を送るよ。メリークリスマス、そして良いお年を」と語った。


【ハイライト動画】エンバペがレアル・マドリードでの年間59ゴール目を記録!

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