リヴァプールに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクが、長期離脱となる可能性が高いようだ。21日、複数のイギリスメディアが伝えている。


 プレミアリーグ第17節が20日に行われ、リヴァプールは敵地でトッテナム・ホットスパーと対戦。開幕直後以来のリーグ戦連勝を狙う同クラブは、33分にオランダ代表FWシャビ・シモンズが一発退場となったことで数的優位に立つ。すると、56分に途中出場のイサクが先制点を挙げると、10分後にはウーゴ・エキティケが追加点をマーク。後半アディショナルタイムに1点を返されたが、リヴァプールが2-1で勝利した。

 この試合でリヴァプール加入後公式戦3点目を記録したイサクだが、得点時にアクシデントが発生。シュートを放った際、スライディングでブロックを試みたミッキー・ファン・デ・フェンに左足を巻き込まれてしまう。そのままイサクは苦悶の表情を浮かべてピッチにうずくまり、足を引きずりながら負傷交代を余儀なくされていた。

 イギリスメディア『ジ・アスレティック』のデイヴィッド・オーンスタイン記者によると、イサクは骨折により長期離脱する模様。同国紙『デイリー・メール』も骨折の懸念を指摘しつつ、「この種の負傷は復帰まで通常およそ3カ月を要するため、早くても3月までは再び起用できない可能性が高い」と報じた。

 イサクが離脱となった場合、不振からの脱却を狙うリヴァプールにとっては大きな痛手となる。さらに、FIFAワールドカップ26への出場を目指すスウェーデン代表も来年3月に欧州プレーオフを控えているため、イサクの状態は大きな不安材料となりそうだ。

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