ラ・リーガ第17節が現地時間21日に行われ、バルセロナは敵地でビジャレアルと対戦した。12分にハフィーニャが自ら獲得したPKを冷静に沈めて先制に成功し、39分には危険なスライディングタックルを敢行したレナト・ヴェイガにレッドカードが提示されて数的有利に。63分にラミン・ヤマルが追加点を挙げると、守ってはGKジョアン・ガルシアが好セーブを連発し、2-0で試合を締め括った。
バルセロナはこれで怒涛のラ・リーガ8連勝。“宿敵”レアル・マドリードとの「4」ポイント差を維持し、首位で2025年を終えることとなった。試合後、フリック監督は「ビジャレアルは非常に素晴らしいチームで、前線にはスピード豊かな選手が揃っている。勝ち点『3』を獲得できたことが何より嬉しい。少し疲れているようにも見えたが、メンタリティは素晴らしかった」と前置きしつつ、2試合連続クリーンシート(無失点試合)を達成したJ・ガルシアを称賛した。
「彼がチームにいてくれて嬉しいよ。またしても無失点に抑えてくれたし、今日は何度も我々を救ってくれた、彼は我々にとって非常に重要な選手だ。我々はチームであり、全員で守備をする。今日は守備面に関して楽な試合ではなく、少しばかり疲れていたが、チームの姿勢とメンタリティを高く評価したい。
就任初年度で国内3冠を達成するなど充実した1年となった2025年。フリック監督は「多くのことをやり遂げた。チームのメンタリティとクオリティは良好だ。強度と質を重視して取り組んできたし、全員が熱心にトレーニングに励み、100パーセントの力を出している。調子が悪かった週もあったが、セッションを見ていたので、より良いプレーができると確信していた。今は休息を取り、家族とクリスマスを過ごす時間だ」と語っている。
最高の形で1年を締め括ったバルセロナ。2026年の初戦は1月3日に控えるエスパニョールとのダービーだ。
【ハイライト動画】バルセロナがビジャレアル撃破で公式戦8連勝!

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