アフリカネイションズカップ2025(AFCON)は現地時間22日までにグループAとBの初戦が行われた。

 開催国であるモロッコ代表の勝利で幕を開けたAFCON。
現地時間22日にはFIFAワールドカップ26出場国である南アフリカ代表とエジプト代表がグループリーグ初戦に臨んだ。

 アンゴラ代表と対戦した南アフリカ代表は21分に先制に成功する。サイドチェンジを受けたクリソ・ムダウが右からアーリークロスを上げると、ボックス内でテボホ・モコエナ、ライル・フォスターと繋ぎ、最後はオズウィン・アポリスが右足でゴール左下隅に流し込んだ。35分に追い付かれるも、79分には敵陣内でのボール奪取から二次攻撃に繋げ、フォスターが豪快なミドルシュートを決めて勝ち越し。これが決勝点となり、白星発進に成功した。

 エジプト代表はジンバブエ代表に大苦戦。20分に一瞬の隙を突かれて先制を許すと、多くのチャンスを作るも決め切ることができず、1点ビハインドのまま前半を終える。それでも、64分にオマル・マルムーシュが角度のないところから豪快な一撃を叩き込むと、90+1分にはゴール前のルーズボールを頭で繋ぎ、最後はモハメド・サラーが倒れ込みながらボレーシュート。これがゴール右下隅に吸い込まれ、土壇場で逆転に成功した。

 また、モロッコ代表と同じグループAに入ったマリ代表とザンビア代表による一戦は1-1のドローで終了。現地時間23日にはグループCとDの初戦が行われ、強豪として知られるセネガル代表とナイジェリア代表、FIFAワールドカップ26で日本代表と対戦するチュニジア代表らが登場する。現地時間22日に行われた3試合の結果は以下の通り。


▼グループA
マリ代表 1-1 ザンビア代表

▼グループB
南アフリカ代表 2-1 アンゴラ代表
エジプト代表 2-1 ジンバブエ代表


【ゴール動画】サラーが値千金の逆転弾! 土壇場でエジプトを救う


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