今夏の移籍市場で推定総額2億1600万ポンド(約455億円)を投じたマンチェスター・ユナイテッド。スロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ、ブラジル代表FWマテウス・クーニャ、カメルーン代表FWブライアン・ムベウモの獲得で前線を強化し、新守護神としてベルギー代表GKセンヌ・ラメンスを迎えたが、噂されていた中盤の補強は行われなかった。
来夏にはブラジル代表MFカゼミーロの現行契約が満了に。また、定位置確保に至っていないイングランド代表MFコビー・メイヌーとウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテにも退団の可能性が浮上していることから、ルベン・アモリム監督とクラブ上層部は遅くとも来シーズン開幕までに中盤に即戦力を加えたいと考えているようだ。
報道によると、マンチェスター・ユナイテッドはブライトン所属のカメルーン代表MFカルロス・バレバやノッティンガム・フォレスト所属のイングランド代表MFエリオット・アンダーソン、クリスタル・パレス所属の同MFアダム・ウォートン、ボーンマス所属の同MFアレックス・スコットをリストアップしているとのこと。しかし、移籍金が高額になる見込みで、いずれの選手も現所属クラブで主力としてプレーしていることから、今冬に獲得できる可能性は低いようだ。
そんな中、マンチェスター・ユナイテッドにとって現実的な選択肢となっているのが、アル・ヒラル所属のポルトガル代表MFルベン・ネヴェスとアトレティコ・マドリード所属のイングランド代表MFコナー・ギャラガーだという。前者は欧州復帰を希望しており、アル・ヒラルは2000万ポンド(約42億円)程度で放出する可能性があるとのこと。また、後者についても3500万ポンド(約74億円)程度で獲得できる可能性があると報じられている。
4位チェルシーと「3」ポイント差の7位につけるなど、復調の兆しも見せているマンチェスター・ユナイテッドだが、今冬に中盤の補強に動くのだろうか。

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