マンチェスター・シティからレヴァークーゼンへレンタル中のU-20アルゼンチン代表MFクラウディオ・エチェベリが、ジローナ移籍へ迫っているようだ。23日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。


 エチェベリは2006年1月2日生まれの現在19歳。母国の名門リーベルプレートの下部組織出身で2023年6月にトップチームデビューを飾ると、昨年1月にマンチェスター・シティへの完全移籍加入が発表された。今夏にはレヴァークーゼンへレンタルで加入したものの、カスパー・ヒュルマンド監督率いるチームでの序列は低く、ここまで先発起用はわずか3試合、プレータイムの合計は270分間に留まっている。

 不遇の日々を送るエチェベリはレヴァークーゼンとのレンタル契約を解消し、古巣リーベル・プレートへの復帰を望んでいる模様。しかし、マンチェスター・シティは同じシティ・フットボール・グループ(CFG)傘下のジローナとの交渉を進めており、すでに合意間近となっているようだ。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、移籍成立が決定的となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともに、マンチェスター・シティからジローナへのレンタル契約が合意されたと伝えている。契約期間は2026年6月末までとなる見込みだ。

 エチェベリの加入が秒読み段階となっているジローナは、一昨シーズンのラ・リーガで3位と大躍進し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したものの、今シーズンはここまで3勝6分8敗・勝ち点「15」の18位に低迷している。
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