稲村は2002年5月6日生まれの現在23歳。FC東京U-15深川、前橋育英高校を経て東洋大学へ進学すると、3年時の2023年6月にアルビレックス新潟への加入内定が発表された。同大学4年時の2024シーズンには特別指定選手として明治安田J1リーグ12試合のピッチに立っただけでなく、新潟史上初となるJリーグYBCルヴァンカップでの決勝進出にも大きく貢献。東洋大学卒業後に正式に新潟の一員となり、2025明治安田J1リーグでは16試合出場1ゴールを記録するなど、主力として活躍を続けた。
今年7月にはセルティックへの完全移籍加入が決定。しかしながら、日本代表FW前田大然や同MF旗手怜央が主力として活躍を続ける傍らで、稲村は出番はおろかメンバーにも入れない日々が続いた。セルティックでの出場機会は、8月に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第3節のリヴィングストン戦のみ。リザーブチームでも1試合に出場したが、トップチームでは安定した出場機会を確保できていなかった。
このような状況の中、稲村はわずか半年での国内復帰を決断。中学年代以来、“青赤”のユニフォームを身に纏って戦うことが決まり、稲村はクラブを通して次のように意気込みを明かした。
「FC東京ファン・サポーターのみなさん、こんばんは。自分の目標に向けていま必要なことを考えて、このクラブに加入させていただくことを決めました。
「U-15深川に在籍していた自分にとって、『強く、愛される』というこの言葉が、常に僕たちのめざす選手像、チーム像でした。まだまだ及びませんが、自分の弱さや昨年の悔しさを受け入れて、さまざまなことを経験して、そういった選手になれるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
FC東京は2025明治安田J1リーグで13勝11分14敗の成績を残し、勝ち点「50」を積み上げて11位でシーズンを終えた。来季も松橋力蔵監督の続投が決まっており、稲村は自身が特別指定選手だった2024シーズンの“恩師”と再会する。
【ハイライト動画】稲村は今季の第3節が唯一の出場機会に

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