サンフレッチェ広島は26日、アビスパ福岡に期限付き移籍していたDF志知孝明について、明治安田J1百年構想リーグより同クラブに復帰することを発表した。

 志知は1993年12月27日生まれの現在31歳。
FC岐阜U-18、東海学園大学を経て、2016年より松本山雅FCでキャリアをスタートさせた。福島ユナイテッドFCへの期限付き移籍を経て、2019年に水戸ホーリーホックへ完全移籍すると、同クラブでサイドバックにコンバート。横浜FCを経て、2021年にアビスパ福岡へ完全移籍加入し、左サイドバックの主力として2シーズンにわたって活躍した。

 2023年に広島へ完全移籍。初年度は公式戦通算で29試合出場1ゴールを記録したが、昨季は公式戦通算14試合出場と出番が減少し、今季開幕前には古巣の福岡への期限付き移籍が決定。2025明治安田J1リーグでは22試合のピッチに立った。

 今回の期限付き移籍期間を含めると、計3シーズンにわたった福岡でプレーした志知は、クラブを通して「サポーターの皆様いつも温かいご声援ありがとうございました。久しぶりに福岡の仲間と過ごした時間はとても楽しかったです。またスタジアムで会いましょう」とコメントを発表。復帰する広島を通しては、「復帰することになりました。また広島のためにプレーできることを楽しみにしてます。よろしくお願いします」と意気込んだ。


 福岡は2025明治安田J1リーグで勝ち点「48」を獲得し、12位でシーズンを終えた。一方、広島は2025明治安田J1リーグで勝ち点「68」を積み上げ、4位フィニッシュとなっただけでなく、2025JリーグYBCルヴァンカップでは3シーズンぶり2度目の優勝を成し遂げていた。
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