湘南ベルマーレは26日、東京ヴェルディのDF袴田裕太郎が完全移籍で加入することをクラブ公式サイト上で発表した。

 湘南のクラブ公式サイトは「この度、東京ヴェルディの袴田裕太郎選手が完全移籍により加入することとなりましたのでお知らせいたします」と発表。
同サイトには、次のように袴田のコメントが掲載されている。

「皆さん、初めまして。袴田裕太郎と申します」

「湘南ベルマーレのJ1昇格の力になれるよう、日々の積み重ねを大事にし、全力を尽くします! サポーターの皆さんと共に闘えること楽しみにしています」

「熱いご声援、よろしくお願いいたします」

 また、東京Vのクラブ公式サイトにも、次のように袴田のコメントが掲載されている。

「この度、湘南ベルマーレへ移籍する決断をしました。期待に応えられず、とても悔しい気持ちでいっぱいです。エクストラトレーニングでたくさん鍛えていただいた森下コーチには、非常に感謝しています。良い報告が皆さんの耳に入るように、ここから成長した姿を見せられるよう頑張っていきます。本当にありがとうございました」

 袴田は、1996年6月24日生まれの29歳。明治大学卒業後、2019シーズンより横浜FCに入団してプロキャリアをスタートさせた。以降は、ユース時代に在籍したジュビロ磐田大宮アルディージャでのプレーを経て、2024シーズンに東京ヴェルディへ完全移籍。しかし、同クラブでは公式戦通算8試合2ゴール1アシストと十分なプレー機会を得られず、2025シーズンはロアッソ熊本に期限付き移籍していた。今季は熊本で41試合1ゴール3アシストをマーク。
チームはJ3自動降格となってしまったものの、3バックを支える中心選手として活躍した。

 袴田が加入する湘南は、20252025明治安田J1リーグを19位でフィニッシュ。明治安田J2・J3百年構想リーグでは、2017シーズン以来となるJ2リーグでの戦いが待っている。
編集部おすすめ