イギリスメディア『BBC』は26日、スコティッシュ・プレミアシップ第19節に向けた特集を掲載。セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央を注目選手として紹介した。


 スコティッシュ・プレミアシップ第19節では、敵地で12位リヴィングストンと対戦予定の2位セルティック。10月28日にブレンダン・ロジャーズ前監督が退任した同クラブは、マーティン・オニール暫定監督の下で公式戦8試合7勝を記録。ウィルフリード・ナンシー監督が就任して以降は4連敗を喫したものの、21日に行われた国内リーグ戦で新体制初白星を挙げた。

 最下位に沈むリヴィングストンとの対戦を控えるなか、『BBC』が注目選手として旗手をピックアップ。今季ここまで公式戦25試合出場4ゴール3アシストをマークしている日本人MFについて、「今シーズンのスコティッシュ・プレミアシップにおいて、オープンプレーからのチャンス創出数(26)でセルティックのMF旗手怜央を上回る選手はいない」と説明した。

 また、「オープンプレーからのアシスト期待値でも、ハーツのウインガーであるアレクサンドロス・キジリディス(3.9)に次ぐ3.2を記録している」と指摘。「リーグ屈指の数字を残している」と称賛しながら、「体調不良のため前節アバディーン戦を欠場した旗手だが、リヴィングストンとのアウェイ戦では復帰する見込み」と報じている。

 さらに、「2022年1月に川崎フロンターレから加入して以来、旗手は常にセルティックの中で際立った存在であり、スタッツを見ても現在も攻撃の中心であり続けていることが分かる」と主張。「ナンシー監督がセルティック指揮官としての初勝利を足がかりにハーツとの争いに食らいついていくためには、旗手がその高い創造性を維持することが不可欠となるだろう」と重要性を強調した。
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