ジュビロ磐田は27日、サンフレッチェ広島から期限付き移籍加入していたMF井上潮音が、明治安田J1百年構想リーグより完全移籍で加入することを発表した。

 現在28歳の井上は、東京ヴェルディの育成組織出身。
2016年にトップチームデビューを飾り、2020シーズンまでの在籍で公式戦通算126試合に出場した。その後はヴィッセル神戸横浜FCを経て、2025シーズンより広島へ加入した。しかし、広島ではベンチを温める機会が多く、公式戦6試合の出場にとどまり、夏に磐田へ期限付き移籍した。磐田では公式戦通算16試合に出場した。

 完全移籍加入に際し、井上は磐田のクラブ公式サイトを通じてコメント。「ジュビロ磐田へ関わる全ての皆さん、この度ジュビロ磐田へ完全移籍で加入することになりました。今年は皆さんには非常に残念な思いをさせてしまいました。その思いを忘れず、まずは次の半年でしっかりとチームとして積み上げ、その一年後に必ず昇格したいと思います。改めてよろしくお願いします!」と、2026-27明治安田J2リーグでのJ1昇格を誓った。

 また、井上は広島のクラブ公式サイトを通じてもコメントし、「サンフレッチェ広島に関わる全ての皆さん、このたび、ジュビロ磐田に完全移籍することになりました。まずは半年間という短い期間でしたが、熱い応援、サポートありがとうございました。この半年間で、このチーム、街、そしてチームに関わる人たちの良さをたくさん知ることができました。
本当に良いチームでした。そんなチームで試合に絡めなかったことを、本当に悔しく思います。これからは違うところから広島の成功を願っています。改めて短い間でしたが、ありがとうございました!」と感謝を綴った。
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