ファジアーノ岡山は27日、セレッソ大阪よりMF西川潤が完全移籍で加入することを発表した。

 現在22歳の西川は、桐光学園高校在学中にレヴァークーゼン(ドイツ)の練習に参加するなど注目を集め、特別指定選手に登録された2019年にリーグデビュー。
2020年にはバルセロナからの関心も報じられたが、C大阪に正式入団した。2020年はJ1で13試合出場1得点、2021年はJ1で17試合出場を記録。

 2022シーズンと2023シーズンはサガン鳥栖、2024シーズンはいわきFCに期限付き移籍した。2025シーズンは再び鳥栖にレンタルで加入し、J2リーグで35試合6得点4アシストの活躍を披露した。

 西川は岡山への完全移籍加入に際し、同クラブの公式サイトを通じてコメント。「はじめまして。セレッソ大阪から完全移籍してきました西川潤です。これまでの6年間で積み重ねてきたものを、この岡山の地で発揮し、チームの力になれるよう全力で取り組みます。ファジアーノ岡山とともに、この街をさらに盛り上げていけたらと思います。応援よろしくお願いします」と意気込みを示した。

 また、西川はC大阪のクラブ公式サイトでもコメント。悔しさを吐露しつつ、感謝を綴った。


「この度、ファジアーノ岡山へ完全移籍することになりました。皆様の前でプレーする姿をお見せすることができなかったことは、今でも悔しい気持ちがあります。自分が思い描いていたキャリアとの間にギャップを感じ、悔しい思いを重ねる時期もありましたが、今の自分があるのは、このクラブでの活躍を楽しみに待ち、支えてくださった皆様の存在があったからだと思っています。このクラブでプロデビューできたことをはじめ、ここで得たすべての経験は、僕のキャリアにおいてかけがえのない財産です。必要としてくれるクラブがあることに感謝し、ピッチで結果を出すことで、応援してよかったと思っていただける選手を目指していきます。本当にありがとうございました」
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