ユヴェントスは10月末にイゴール・トゥドール前監督を解任してルチアーノ・スパレッティ監督を招へい。
目玉はニューカッスルのイタリア代表MFサンドロ・トナーリだ。クラブ内の誰もが夢見る名前だが、多額の移籍金が必要な、現時点では文字通りの夢物語だ。ただし、トナーリ自身はセリエA復帰に前向きな意向と前々から報じられており、ユヴェントスが来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得することができれば、夏に買い取りオプション付きの期限付き移籍で獲得するチャンスがあると『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は伝えた。
中盤ではかねてより関心が噂されるインテルのイタリア代表MFダヴィデ・フラッテージのほか、マルセイユのデンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュアも獲得が検討されている。ただ、マルセイユに同選手を売却する意思はなさそうだ。また、フェレンツヴァーロシュに所属する20歳のハンガリー代表MFアレックス・トートも、手頃なオプションとして名前が挙がっているが、その実力は未知数だ。
ジェノアなどからの関心が報じられる元イタリア代表GKマッティア・ペリンの後釜として注目しているのは、ラツィオのギリシャ代表GKクリストス・マンダス。ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督がユヴェントスのMFファビオ・ミレッティに強い関心を示していることもあり、両クラブの交渉が今後進展すると見られている。
トッテナム・ホットスパー(スパーズ)のルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンは、アカデミー時代を過ごした“ビアンコネロ”に復帰を果たすかもしれない。
ウイングバックの本命は、ジェノアのU-21イングランド代表DFブルック・ノートン・カフィーだ。ただ、ユヴェントスはまずポルトガル代表MFジョアン・マリオの売却を先に決める必要があり、ジェノアも売却に積極的ではない。ユヴェントスの新スポーツディレクター(SD)への就任が確実視されるマルコ・オットリーニ氏がジェノア時代に連れてきた逸材であり、同SDの存在が交渉の鍵を握ることになりそうだ。

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