クリスタル・パレスに所属するイングランド代表DFマルク・グエイは、今シーズン終了まで同クラブに残留する可能性が高いようだ。27日、イギリスメディア『BBC』が報じている。


 グエイとの現行契約は2026年6月30日までと、契約最終年に突入。契約延長に応じる意思はないことから、クラブは今冬もしくは来夏の移籍市場で同選手の放出を討せざるを得ない状況だ。来夏には移籍金が発生しないフリーエージェントとなることもあり、現在はリヴァプールやバイエルン、レアル・マドリード、バルセロナが獲得を目指す“人気銘柄”となっている。

 イギリス『スカイスポーツ』は、1月の移籍市場では、この夏も獲得に動いたリヴァプールのみが動きを見せていると伝えていたが、『BBC』は「クリスタル・パレスでの残り6カ月の契約を全うする予定だ」と報道。クリスタル・パレスで今シーズンを戦い抜き、来夏にフリー移籍で他クラブに移る可能性が高いとの見解が示されている。

 現在25歳のグエイはチェルシーの下部組織出身で、2019年にデビュー。しかしトップチームに定着とはならず、スウォンジーへのレンタル経験を経て、2021年夏にクリスタル・パレスに完全移籍で加入した。イングランド代表まで登り詰めると、昨季はクラブのキャプテンに就任し、ここまで公式戦通算183試合出場11ゴール8アシストを記録している。
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