ヴィッセル神戸は28日、DF小池裕太と契約満了に伴い、明治安田J1百年構想リーグの契約を更新しないことを発表した。

 1996年11月6日生まれで現在29歳の小池は、流通経済大学在学中の2016年に特別指定選手として鹿島アントラーズに登録されると、2018年夏にはベルギーのシント・トロイデンに加入。
その後は鹿島やセレッソ大阪でのプレーを経て、2022年1月に横浜F・マリノスに完全移籍となった。

 2023年7月に右ひざ前十字じん帯断裂と診断され、手術を受けたことで長期離脱となった後、2024シーズン限りで契約満了となり、2025年1月に神戸加入が決定。しかし、2025シーズンは2025明治安田J1リーグでの出場機会はなく、2月に開催されたFUJIFILM SUPER CUPと、AFCチャンピオンズリーグエリートでの1試合ずつの出場にとどまっていた。

 契約満了となった小池は神戸のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「ヴィッセル神戸の関係者の皆さん、ファン・サポーターの皆さん、1年間ありがとうございました。チームの力になれなかったことが本当に悔しく、申し訳なく思っています。自分なりにこの1年間、神戸のサッカーと向き合ってきましたが、結果としてプレーで証明することが出来なかったのは、自分の力不足だと痛感しています。どんな時も温かい応援、サポートをいただきまして、本当にありがとうございました」
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