マンチェスター・シティは、オランダ代表DFネイサン・アケに2500万ユーロ(約46億円)の値札をつけているようだ。28日、スペイン紙『スポルト』が報じた。


 現在30歳のアケはチェルシーやボーンマスを経て2020年夏からマンチェスター・シティでプレーしている。これまで公式戦通算159試合に出場しているが、イングランド代表DFニコ・オライリーの台頭もあって今季は出場機会が減少。ここまで公式戦14試合の出場で先発は6回にとどまっている。

 FIFAワールドカップ26が近づくなか、アケはコンディシィンを維持するために出場機会を求めており、移籍に前向きな姿勢だという。そんなアケに対しては、センターバックの補強が優先事項となっているバルセロナが関心を寄せており、限られた予算のなかでチームにフィットする人材として注目しているようだ。

 しかし、マンチェスター・シティは2027年夏まで契約を残すアケの今冬売却に消極的で、移籍金2500万ユーロ以上のオファーでなければ聞き入れない姿勢だという。バルセロナの他にもイングランドの複数クラブがアケの獲得に興味を示しており、バルセロナは市場の動向を注意深く見守るという。
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