高校年代の“最高峰”とも言える高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグ2025に身を置く大津高校は、5大会連続22回目の選手権出場で、史上初の優勝を目指す。
試合は序盤の4分にスコアが動く。北海は敵陣右サイドフリーキックを獲得すると、谷口健太の送ったボールが増谷拓海の頭にピタリ。ヘディングシュートはクロスバーに嫌われたが、こぼれ球に増谷拓海、さらに西垣凌羽が詰め、北海がセットプレーを有効活用して先手を取った。
大津としては序盤から1点ビハインドと苦しい展開を強いられたが、23分に反撃へ出る。ペナルティエリア手前左寄りの位置でボールを受けた渡部友翔が、中央への持ち出しから右足でクロスボールを送ると、中央のスペースに抜群のタイミングで顔を出した山下虎太郎がヘディングシュートを沈める。試合は振り出しに戻った。
勢いに乗る大津は続く29分、ボックス手前でセカンドボールを拾った福島悠士がシュート性のボールを蹴り込むと、ペナルティエリア内へ走り込んだ山下虎太郎がボールを収め、冷静に横パス。最後は開地心之介が流し込み、大津が逆転に成功した。
さらに、32分には背後へ抜け出そうとした山下虎太郎を谷口健太が倒してしまい、レッドカードが提示。北海はDFリーダーを欠き、残る時間を10人で戦うこととなる。この状況を大津が見逃さず、前半終盤の37分には見事なパスワークから、ボールを引き取った山本翼がドリブルで北海守備陣を切り裂く。
後半に入っても大津は攻撃の手を緩めない。55分、福島京次の蹴った右コーナーキックを松野秀亮が頭で沈めると、続く58分にはゴール前のこぼれ球に詰めていた岩﨑天利の折り返しを福島京次が押し込み、大津が5点目をゲット。後半終盤に差し掛かった77分には、有村颯太が見事な切り返しから左足で狙い澄ましたシュートを決めると、後半アディショナルタイムには、来季から横浜F・マリノス加入が内定している村上慶にもゴールが生まれ、大津が7点目を奪った。
試合はこのままタイムアップ。勝利した大津は31日、2回戦で青森山田(青森)と対戦する。
【スコア】
北海 1-7 大津
【得点者】
1-0 4分 西垣凌羽(北海)
1-1 23分 山下虎太郎(大津)
1-2 29分 開地心之介(大津)
1-3 37分 山本翼(大津)
1-4 55分 松野秀亮(大津)
1-5 58分 福島京次(大津)
1-6 77分 有村颯太(大津)
1-7 80+4分 村上慶(大津)
【ゴール動画】大津をゴールラッシュへ導いた山下虎太郎の同点弾

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