ユヴェントスが、トルコ代表FWケナン・ユルディズの契約延長に向けて交渉を進めているようだ。28日、イタリア人ジャーナリストのニコロ・スキーラ氏が伝えている。


 現在20歳のユルディズは、2022年7月にバイエルンの下部組織からユヴェントスの下部組織に加入。2023-24シーズンのセリエA開幕節ウディネーゼ戦で途中出場し、トップチームデビューを果たすと、同シーズンは最終的に公式戦32試合で4ゴール2アシストを記録した。

 昨季からはユヴェントスの背番号“10”を背負い、公式戦52試合(クラブワールドカップを含む)で12ゴール9アシストという成績を残すと、今季はここまで公式戦23試合に出場して7ゴール6アシストを記録。ユヴェントスをけん引する選手に成長している。

 そのユルディズとユヴェントスの契約は、2029年6月までと満了まで3年と6カ月ほどを残している。しかし、ユルディズは欧州の主要クラブからのアプローチを受けており、“非売品”であることを確かなものとするべく、クラブの最優先事項として契約延長に向けた交渉を進めているようだ。

 なお、スキーラ氏によると、新たな契約は2030年6月から2031年6月までのものとなる見込み。また、給与もクラブ最高額となる年間約600万ユーロ(約11億円)に引き上げるようだ。


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