アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、今冬の移籍市場における補強を「積極的に検討しなければいけない」と語った。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。


 アーセナルは、第18節を終えてプレミアリーグで首位に立っている。ただし、2位のマンチェスター・シティとの勝ち点差は「2」となっているほか、30日には勝ち点差「3」の3位アストン・ヴィラを本拠地『エミレーツ・スタジアム』に迎える。結果次第では、首位から転落する可能性もある重要な一戦だ。

 そのアーセナルを悩ませているのが負傷者の続出だ。前節のブライトン戦ではガブリエウ・マガリャンイスが復帰したものの、リッカルド・カラフィオーリが試合前のウォーミングアップで負傷して欠場したほか、ユリエン・ティンバーやベン・ホワイト、クリスティアン・モスケラも欠場。DF陣の離脱者が多くなっている。

 アルテタ監督は「離脱している選手たちの状況と復帰時期を注意深く見極めるつもりだ」とコメント。「問題なのは、予想以上に負傷者が多く、なかには避けられなかったケースもあったということだ。だが、我々はより向上していきたい。シーズンを通して適切な選手層を確保することが重要なんだ」と語り、冬の移籍市場について問われ、次のように語った。

「我々は『何が必要なのか?』と積極的に検討しなければいけない。実現するかどうかはさておき、我々の仕事は何が起きてもいいように、常に万全の態勢を整えることだ。
だから、非常に前向きな展開を期待しているよ」


【ハイライト動画】アーセナルvsブライトン


編集部おすすめ