アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がアストン・ヴィラ戦を振り返った。30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。


 プレミアリーグ第19節が30日に行われ、アーセナルはホームでアストン・ヴィラと対戦した。一進一退の攻防が続いた前半をスコアレスで終えると、後半開始早々に得意のCKからガブリエウ・マガリャンイスのヘッドで先制に成功。その後、マルティン・スビメンディ、レアンドロ・トロサール、ガブリエウ・ジェズスがネットを揺らすと、反撃を終了間際の1点に抑え、4-1で快勝した。

 アストン・ヴィラの公式戦連勝記録を「11」で止め、年内最終戦を大勝で飾ったアーセナル。1試合消化の少ない2位マンチェスター・シティとの勝ち点差は暫定ながら「5」に開き、首位で2026年を迎えることとなった。

 アルテタ監督は「非常に嬉しい。3日おきに試合をしているが、今日の相手は11連勝中の素晴らしいチームで手強かった。試合を通して苦しい場面が訪れることは理解していたし、精神的にも厳しい試合になると話し合っていた」と前置きしつつ、会心の勝利を次のように振り返った。

「前半は少し出遅れて苦戦したが、後半はうまく噛み合い、すべての局面において良いパフォーマンスを見せることができた。タイミングもよく、それぞれのゴールも素晴らしい形で決まり、あらゆる場面で効率的だった。ここ数試合は大きなチャンスが多かったが、今日は得点力と精度が高く、結果に繋げることができたと思う」

 アーセナルがウナイ・エメリ監督率いるチームを相手に本拠地『エミレーツ・スタジアム』で勝利を収めたのは、意外にもこの日が初めて。今月上旬の第15節で敗れたばかりの“難敵”を粉砕したことで、22年ぶりの優勝への期待もさらに膨らむこととなった。
アルテタ監督は現在のチームへの自信を次のように語っている。

「スケジュールは非常に過酷で、厳しい試合やケガもあるが、選手たちは勝ち続けている。勝利はあらゆる面でプラスになる。これまでの努力と献身が結果と素晴らしいパフォーマンスに反映されていて、それは非常に満足いくことだ。まだプレーすべき試合がたくさんあるが、間違いなく一年の素晴らしい締めくくり方だと思う」


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