“冬のサッカーの祭典”はいよいよ2回戦に突入。
試合序盤から主導権を握ったのは日大藤沢。23分には、かつて川崎フロンターレで活躍した元日本代表MF中村憲剛氏の息子として知られる中村龍剛がシュートを放ったが、ここは岡山学芸館のGK山田聡甫がきっちりキャッチ。続く24分にはスルーパスに抜け出した有川啓介がGKと1対1のチャンスを迎えたが、シュートはわずかに枠を外れる。日大藤沢は数多くのチャンスを仕留めきれず、前半はスコアレスで終了した。
後半に入ると岡山学芸館もゴールに迫る回数を増やし、一進一退の攻防戦が繰り広げられる。大きく試合が動いたのは54分。日大藤沢は敵陣中央右寄りの位置で顔を上げた杉﨑万泰がスルーパスを送ると、相手に当たったこぼれ球を有川啓介が回収。ペナルティエリア内で倒され、PKを獲得すると、有川啓介自らがキッカーを務め、ゴール右下に冷静に流し込んだ。
このまま終盤に差し掛かると、74分には野口慶人の蹴った左コーナーキックから、有川啓介がヘディングシュートで追加点をゲット。試合はこのままタイムアップを迎え、日大藤沢が2-0で初戦を制した。
勝利した日大藤沢は2026年1月2日、3回戦で聖和学園(宮城)vs徳島市立(徳島)の勝者と対戦する。
【スコア】
岡山学芸館 0-2 日大藤沢
【得点者】
0-1 55分 有川啓介(PK/日大藤沢)
0-2 74分 有川啓介(日大藤沢)

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