V・ファーレン長崎は31日、MF
山口蛍と明治安田J1百年構想リーグにおける契約を更新したことを発表した。
山口は1990年10月6日生まれの現在35歳。
セレッソ大阪の育成組織出身で、2009年にトップチーム昇格を果たした。2012シーズンから出場機会を増やし、翌年には
Jリーグベストイレブンに選出されただけでなく、日本代表としてもデビュー。FIFAワールドカップにも、ブラジル大会から2大会連続で出場した。ハノーファーを経てC大阪に復帰し、2017シーズンにはJリーグYBCルヴァンカップと天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会のカップ戦2冠に貢献。2019年に
ヴィッセル神戸へ活躍の場を移すと、クラブにとって初タイトルとなった2019シーズンの天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会を皮切りに、2023シーズンからの明治安田J1リーグ2連覇、昨季は天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会優勝も経験した。
今季より長崎へ完全移籍し、キャプテンも託されて臨んだ2025明治安田J2リーグでは、32試合出場3ゴールを記録するなど、中盤の主力として躍動した。長崎は2025明治安田J2リーグで19勝13分6敗の成績を残し、勝ち点「70」を積み上げ、2位でJ1復帰を成し遂げたが、山口はその中心選手として活躍。同リーグのベストイレブンにも選出された。
長崎にとって、来季は6年ぶりとなるJ1の舞台。在籍2年目を迎える山口は、クラブを通して「来年も⻑崎でプレーすることになりました!2025年は応援ありがとうございました!皆さん、良いお年をお迎えください」と意気込んだ。
【ゴール動画】山口が大宮戦で決めた先制ボレー