トッテナム・ホットスパーを率いるトーマス・フランク監督が、サポーターのフラストレーションを理解していると語った。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 アンジェ・ポステコグルー前監督の後任として今季からトッテナム・ホットスパーを率いているフランク監督は、第2節でマンチェスター・シティを下すなど、開幕公式戦5試合で4勝を飾ったが、直近のリーグ戦では10試合で2勝にとどまり、ここまでリーグ戦は7勝5分け7敗、勝ち点「26」で12位となるなど、期待された成績を残すことはできていない。

 そんななか、1日に行われたプレミアリーグ第19節のブレントフォード戦を0-0のスコアレスドローで終えると、トッテナム・ホットスパーのサポーターからは「つまらない、つまらないトッテナム」と揶揄するチャントが歌われるなど、フランク監督への風当たりも強くなっている。

 このような状況から、ここまでのトッテナム・ホットスパーでの時間を楽しんでいるかと聞かれたフランク監督は「端的に言えばノーだ」と語りながら、この短期的な苦しみは長期的に見れば報われるものだと主張した。

「気持ちを切り替えて俯瞰してみると、この素晴らしいクラブを、大きな転換期にあるこの時期に率いられることは、本当に光栄なことだと実感している。クラブのトップが8人も入れ替わったと誰かが言っていたと思う。140年間でこれほど大きな転換はかつてなかった。多くの変化があったけど、その可能性は計り知れないものだ。振り返った時に大きな学びがあったと思えることを楽しみにしている。今は楽しんでいるよ」

「大きな変化が必要な時、それはスムーズにはいかないし、厳しいもので、楽しむのは難しいだろう。例を挙げれば、全力で走っている時はその瞬間を楽しむことができない。でも、それを乗り越えるために、体力を向上させるために、あるいはレースに勝つためになどなんであれ、集中して全力で走らなければならないことはわかっている」

「今は全力で、粘り強く走り続け、乗り越えなければならない状況にある。それでも、この時期を振り返れば『なんて素晴らしい学びの経験だったのだろう』と思うだろう。
それが将来に向けてずっと良いものになると思う。まさにマラソンのようなものだ。今は走っている距離の中で少しだけきつい距離の一つだと感じている。しかし、前を向いて進み続けなければならない」
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