元ポルトガル代表MFナニが来日し、1月4日(日)から6日(火)までの3日間、都内でサッカークリニックを行った。

 ナニは2024年12月に現役引退を発表。
スポルティングやマンチェスター・ユナイテッドなど10クラブを渡り歩き、4度のプレミアリーグ優勝をはじめ、数々のタイトルを手にしてきた。ポルトガル代表としても歴代5位の公式戦112試合に出場。EUROには3大会連続で参戦し、EURO2016では全7試合に出場して3ゴールを挙げて母国を大会初優勝へと導いた。

 現在の活動について「ポルトガルでナニ・フットボール・アカデミーを開き、子どもたちを指導しています。イーベルカップ(※U-10からU-16を対象とした世界最大級の国際ユースサッカー大会)に出場する選手たちの選考や、スポンサー活動にも取り組んでいます」と近況を明かしてくれた。今回は『IBERSELECT ID CAMP』のグローバルツアーの一環として来日しており、クリニックで優秀選手に選出されるとイーベルカップの参加資格を得ることができる。セカンドキャリアでは、後進の育成に熱心に取り組んでいるようだ。

 そして2026年はワールドカップイヤー。FIFAワールドカップ26の開幕まで約半年となった。初優勝を目指す母国ポルトガルについて、ナニは「良い準備をして、持っているパフォーマンスを発揮することができれば、良い大会になるでしょう」と静かに期待を込める。今大会が最後のW杯になる可能性もある40歳のクリスティアーノ・ロナウドについては「彼にとって足りないのはW杯優勝だけです。彼が今年トロフィーを掲げることに期待したい」と語った。


 また日本代表については「非常に良い代表チームだと思います」と評価。「W杯では毎回何が起こるかは分かりません。良い準備をし、いつも通りのサッカーをすることが重要になる」と続けた。日本の注目選手には、自身の古巣スポルティングで現在プレーする「モリタ(守田英正)」を挙げた。「プレーの質が非常に高く、素晴らしい選手です。日本代表としてW杯でプレーしてほしい」とメンバー入りに期待した。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
取材協力=株式会社ファンルーツ
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