昨夏の移籍市場で、エスパニョールからバルセロナという“禁断の移籍”を決断したジョアン・ガルシア。すぐさま正守護神に定着すると、ケガで離脱した時期があったものの、復帰後も好パフォーマンスを維持。3日の“バルセロナ・ダービー"では、英雄から裏切り者へと堕ちたとするペリコ(エスパニョールのサポーターの愛称)からの大ブーイングを浴びながらも、パラドン連発で勝利に大きく貢献していた。
そんなJ・ガルシアは、サウジアラビア開催のスーペルコパ・デ・エスパーニャ準決勝のアスレティック・ビルバオ戦に向けた前日会見に出席。「とてもモチベーションが高い。僕にとっては、このクラブでの初タイトルになるかもしれないから、ワクワクしているよ」と高揚感を口にした24歳は、「(北中米)ワールドカップが目標だとは言い切れない。僕は日々向上し前進し続けるだけ。どの選手だって代表に選ばれることを望んでいる。もしそうなれば、嬉しく、誇らしく思うよ」とスペイン代表に対する胸中を明かした。
目下、先の“バルセロナ・ダービー”で見せた活躍ぶりから、スペイン代表へと推す声がより一層高まるJ・ガルシア。奇しくも、7日に対戦するアスレティック・ビルバオのゴールマウスを守るのは、“ラ・ロハ”の正守護神に君臨し続けるウナイ・シモンだ。先日、自身が2020年にデビューさせた教え子について口にした、ルイス・エンリケ監督(現:パリ・サンジェルマン指揮官)が「我々は彼を抜擢するというリスクを負ったけど、ウナイは世界中どのクラブでもプレーできるGKとなった」と称賛したほか、実際にルイス・デ・ラ・フエンテ監督の下で獲得した、UEFAネーションズリーグとEURO2024のタイトルに関しても、バスク人守護神の好パフォーマンスがあったからこそなのは言うまでもない。
同会見で「改善すべき点はたくさんある。ベストを尽くさないとね。土曜日の試合は僕にとって特別なものだったし、さらに上達できると確信することもできた」と成長に意欲を燃やしたJ・ガルシア。7日の一戦はある種、夏の終わりに待ち受けているウナイ・シモンとのポジション争いに向けた、“前哨戦”となる。

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