FC町田ゼルビアは7日、『2026 FC町田ゼルビア キックオフミーティング』を開催し、終了後に原靖フットボールダイレクターが取材に応じた。

 黒田剛監督就任以降は毎オフ積極的な補強を敢行してきた中、今年の新加入は徳村楓大(神村学園高)のみとなっている。
その理由について、原FDは「過去3年間はとにかく良い選手を全部穫るような感覚でしたが、今はもうずいぶんと選手が揃ってきた」と言及。「今いるメンバーでどのくらいチーム力をアップできるかにトライする」方向であることを明かした。

 レンタルバック組は2人。バスケス・バイロン(栃木シティから復帰)とエリキ(ヴィッセル神戸から復帰)が期限付き移籍を経て、町田に戻ってきた。原FDは「エリキ選手は神戸という大きいクラブを経験を積み、ACLEも戦いました。うちは(神戸と比較して)もう一つ下の世代の代表経験選手が多いので、そういった選手たちにも良い影響を及ぼしてくれると思う」。「バスケス選手はご存知の通り、栃木CをJ2に導きました。J1で死にもの狂いになって半年間しっかりと結果を残したいというメラメラ感がありました」と、それぞれのレンタルバックの理由を明かした。

 主力選手の大半が契約を更新したものの、ミッチェル・デューク、オ・セフン、中島裕希が抜けた最前線は手薄感も否めない。原FDも「リーグ戦とACLEを戦う上で、前の方はちょっと足りないかもしれない」とコメント。「(藤尾)翔太くん、(桑山)侃士くんは伸び盛りの2人」と名前を挙げ、今季の台頭に期待を寄せた。

 またイベント冒頭では上田武蔵COOが「けん責処分があった件につきまして、皆様にもご不安を与えてしまい申し訳ございませんでした」と謝罪する一幕があった。
町田は昨年12月23日に「黒田監督は2023年頃からFC町田ゼルビアに所属する選手らの前で、自らの意向に沿わない選手がいれば、造反者といった表現を用いて排除する意図を持った発言や、練習中に選手およびチームスタッフの前で特定のコーチに対して大声で怒鳴る行為、懇親会の場でのスタッフに対する暴言等の不適切な発言があった」と公式HPで報告している。

 原FDも「ファン・サポーターにご心配をおかけしましたし、真摯に受け止めています」と言及。けん責処分となった黒田監督の去就問題について問われると「その前から契約交渉はしていました。そういった経緯の中で処分は出ましたが、それによって何か変化があったということはなかった」と回答している。
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