プレミアリーグ第21節が7日に行われ、フルアムとチェルシーが対戦した。

 ここまで20試合を消化したリーグ戦で8勝7分5敗を記録し、勝ち点「31」の5位につけるチェルシー。
今月1日にエンツォ・マレスカ前監督との契約解除を発表した同クラブは、暫定体制で臨んだ前節マンチェスター・シティ戦を1-1のドローで終えた。今節はストラスブールからやってきたリアム・ロシニアー新監督がスタンドで見守るなかでの一戦となる。

 試合は22分に大きなターニングポイントが訪れる。チェルシーのコーナーキックをフルアムが防ぎ、ゴールキックからプレーが再開。GKベルント・レノの素早いフィードからハリー・ウィルソンが前線に抜け出すと、マルク・ククレジャにシャツを引っ張れ転倒する。主審は決定機阻止と判断し、レッドカードを提示。チェルシーは10人での戦いを強いられることになる。

 前半アディショナルタイムにはフルアムが決定機を作り出す。ポゼッションで相手を押し込みつつ、ホルヘ・クエンカがボックス手前に縦パスを供給。降りてきたラウル・ヒメネスがヒールで繋ぎ、サンダー・ベルゲがラストパスを送る。最後はH・ウィルソンが冷静にネットを揺らしたものの、判定は惜しくもオフサイド。フルアムの得点は取り消しとなった。


 そんななか、55分にフルアムがスコアを動かす。相手陣内でクリアボールを拾いながら波状攻撃を仕掛け、ペナルティエリア右角付近で複数の選手がパスを交換。ボールを持ったベルゲへのプレッシャーが弱まると、右足で柔らかいアーリークロスを蹴り入れる。マーカーとの駆け引きを制したR・ヒメネスがニアで合わせ、頭で叩いたシュートがゴールイン。ホームチームが均衡を破る先制点を挙げた。

 対するチェルシーも、72分にゲームを振り出しへと戻す。右サイドでコーナーキックを獲得し、キッカーを務めたペドロ・ネトが左足でクロスを送る。インスイングのクロスはニアに向かい、相手のクリアボールがファーのポストに直撃する。跳ね返りに反応したリアム・デラップが詰め切り、アウェイチームが追いついた。

 それでも81分、またもフルアムが一歩前に出る。右サイドのH・ウィルソンからペナルティエリア内にパスが送られ、抜け出したエミール・スミス・ロウが右足でクロス。GKロベルト・サンチェスが弾いたボールをH・ウィルソンが拾い、右足を振り抜いて勝ち越し弾をマークする。


 結局、そのまま試合は2-1で終了。勝利したフルアムが勝ち点「3」を積み上げた。敗れたチェルシーは5試合未勝利と不振が続いている。次節は17日に行われ、フルアムはFAカップを挟み、アウェイでリーズと対戦。チェルシーはFAカップとカラバオ・カップを挟み、ホームでブレントフォードと対戦する。

【スコア】
フルアム 2-1 チェルシー

【得点者】
1-0 55分 ラウル・ヒメネス(フルアム)
1-1 72分 リアム・デラップ(チェルシー)
2-1 81分 ハリー・ウィルソン(フルアム)

【動画】デラップがチェルシーでのプレミア初ゴール!




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