トロフェ・デ・シャンピオン(フランス・スーパーカップ)が8日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とマルセイユが対戦した。

 リーグ・アン王者とクープ・ドゥ・フランス(フランス・カップ)王者が対戦するトロフェ・デ・シャンピオン。
今季はPSGとマルセイユによる伝統の一戦“ル・クラスィク”が実現した。PSGはウスマン・デンベレやデジレ・ドゥエなどが先発出場。対するマルセイユはメイソン・グリーンウッドやイゴール・パイシャオンらがスターティングメンバーに名を連ねている。

 試合は立ち上がりの13分にPSGがスコアを動かす。最後尾からパスを繋ぐマルセイユに激しくプレスをかけ、相手のビルドアップに乱れが生まれる。敵陣中央でインターセプトしたヴィティーニャがワンタッチで縦パスを送ると、デンベレが巧みなコントロールからループシュートを放つ。GKの頭上を狙ったボールはゴールに吸い込まれ、PSGがカウンターから先制した。

 62分にはPSGがビッグチャンスを作り出す。カウンターから生み出したジョアン・ネヴィスのシュートはGKに防がれたものの、素早い切り替えから守備に移行。敵陣内でクリアを拾ったヌーノ・メンデスがドリブルで運び、ボックス手前のドゥエにパスを送る。トラップから右足を振り抜くと、強烈なシュートはポストに直撃。惜しくも追加点には至らない。


 そんななか、76分にマルセイユがゲームを振り出しに戻す。中盤でのボール奪取からカウンターに転じ、ピエール・エメリク・オーバメヤンのスルーパスにグリーンウッドが反応。GKリュカ・シュヴァリエに倒され、マルセイユがPKを得る。グリーンウッド自らキックを決め切り、同点に追いついた。

 さらに87分、マルセイユが逆転に成功する。PSGのスローインからプレーが再開されると、マルセイユが敵陣左サイドでボールをカット。テンポ良くパスを交換しながらハメド・ジュニオール・トラオレにボールがわたり、鋭い縦突破から左足でクロスを入れる。GKとDFラインの間に送ったボールがウィリアム・パチョのオウンゴールを誘い、マルセイユが一歩前に出た。

 しかし、試合はこのまま終わらない。終了間際の90+5分に途中出場のゴンサロ・ラモスが値千金の同点弾をマーク。2-2でタイムアップを迎え、勝負はPK戦に突入する。先攻のPSGが次々と成功させるなか、マルセイユは1人目と2人目がGKシュヴァリエにストップされる。
最終的にPSGがPK戦を4-1で制し、トロフェ・デ・シャンピオン4連覇を達成した。

【スコア】
PSG 2-2(PK:4-1) マルセイユ

【得点者】
1-0 13分 ウスマン・デンベレ(PSG)
1-1 76分 メイソン・グリーンウッド(PK/マルセイユ)
1-2 87分 オウンゴール(マルセイユ)
2-2 90+5分 ゴンサロ・ラモス(PSG)
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