「このチームで得点王を取れると思って自信を持って来たので、それを目指して今年1年頑張りたいです」
サンフレッチェ広島は8日、明治安田J1百年構想リーグの新加入選手記者会見を実施。
「自分が将来日本代表になるために、広島で試合に出る価値の大きさをすごく感じましたし、大橋選手や田中選手のように海外に一度挑戦したい気持ちもあります。その中でも広島のFW陣は層が厚く、厳しいスタメン争いですが、必ずここで勝ち取らないと上にはいけないですし、そこから逃げてしまうと終わってしまうなと思ったので選びました」
新天地での背番号は「10」に決定。22歳のストライカーは昨シーズンの湘南で実感した重みある番号を背負って飛躍を目指す。
「サンフレッチェ広島にも強い覚悟を持って来て、チームを勝たせたいですし、去年納得いかなかった分、もう一回10番を背負って戦いたいと思いました。自分を成長させるためにも、自分にプレッシャーをかけるためにも選ばせてもらいました」
鈴木は昨シーズン、湘南で公式戦46試合に出場して13得点を記録した。一方、昨シーズンの広島はシュート総数でリーグトップタイの542本を記録したが、得点総数はリーグ8位タイの46点に終わり、シュート決定率はリーグ15位の8.5パーセントと低迷。得点力に大きな課題を残していた。
栗原圭介強化部長は、「まずは得点力を上げるために、センターフォワードの補強を最優先に考えていました」と明かし、新戦力の若手FWについて「もちろん期待しているところはやはり得点のところですが、その他にも守備で献身的にハードワークできるところ、ポストプレーや背後に抜ける動きもあり、全てを兼ね備えたセンターフォワードなので、広島で大活躍してほしいです」と期待を寄せる。
広島にはFWジャーメイン良やFW木下康介などの攻撃陣がそろっているが、鈴木は「得点能力は自分が1番だと思っていますし、簡単にボールを失わないところも自分の長所だと思うので、そこでは負けてられないなと思います」と闘志を燃やし、これまで広島と対戦した経験から得点量産のイメージも持っている。
「ペナルティエリア内までのスピードがあって、たくさんクロスも上がるので、ゴール前での迫力がありますし、クロスやスルーパスの精度もあるので、ここに自分が入れば、これまで以上に結果を残せると思いました」
新天地で迎える明治安田J1百年構想リーグでは「半年でまず2桁を取りたい」と意気込み、その後の8月に開幕する2026/27シーズンでは「20ゴールを目指して頑張りたい」と力を込めた。広島を勝たせるストライカーになる。
取材・文=湊昂大

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