AFC U23アジアカップ サウジアラビア2026のグループB第2節が10日に行われ、U-23日本代表とU-23アラブ首長国連邦代表(UAE)代表が対戦した。

 パリオリンピック2024への出場権を懸けた同年の大会から約2年後、日本代表は“王者”としてが今大会に参戦。
チーム名こそU-23日本代表ではあるものの、招集された全選手が2005年1月1日以降に生まれた、ロサンゼルスオリンピック2028を目指す世代だ。

 7日に行われた第1節では同シリア代表と対戦。A代表としても既にキャップを刻んでいる佐藤龍之介が2ゴール2アシストを記録するなど躍動し、U-23日本代表は5-0と大勝していた。同試合から中2日で迎える今節は、U-23UAE代表と激突。U-23日本代表を率いる大岩剛監督は、シリア戦からスターティングメンバー4名を変更し、新たに永野修都、関富貫太、石渡ネルソン、川合徳孟が先発に名を連ねた。

 試合はキックオフ直後の3分、U-23日本代表にビッグチャンスが到来。敵陣右サイドで久米遥太が粘り、ボールをキープすると、森壮一朗、大関友翔と繋いで、右サイドで動き直していた久米遥太に再びボールが渡る。クロスボールは味方に合わなかったものの、ペナルティエリア内でセカンドボールを収めた大関友翔が相手に倒され、PKを獲得。キッカーを務めたンワディケウチェブライアン世雄は相手GKの逆を突いてゴール左に流し込み、U-23日本代表が先手を取った。

 その後もU-23日本代表が主導権を握り、ンワディケウチェブライアン世雄、市原吏音、横山夢樹らがゴールに迫る場面を作ったが、追加点は生まれないまま時計の針が進む。それでも37分、石渡ネルソンからボールを引き取った関富貫太が中央へ繋ぐと、ペナルティエリア手前で前を向いた大関友翔が右足一閃。狙い澄ました一撃を突き刺し、U-23日本代表が2点をリードして前半を終えた。


 後半に入ると63分、関富貫太と石渡ネルソンの呼吸が合わず、後者のパスが乱れたところを拾われ、U-23UAE代表にカウンターを喰らう。手数をかけずに自陣への侵入を許すと、スルーパスに抜け出したバロウト・アル・ハラシを永野修都が倒してしまい、主審はPKを宣告。しかしながら、OFR(オンフィールドレビュー)の末に取り消しとなり、U-23日本代表としては難を逃れる形となった。

 終盤に入った79分にはU-23日本代表がトドメを刺すべく波状攻撃へ。左サイド深い位置でボールを持った佐藤龍之介がマイナスへ折り返し、待っていた石渡ネルソンがミドルシュートを放ったが、相手GKに弾き出される。こぼれ球に道脇豊が詰めたが、今度は相手のブロックに阻まれた。

 続く82分には、右コーナーキックの場面でニアサイドへ飛び込んだ道脇豊が頭で逸らし、ファーサイドへ飛び込んだ古谷柊介がヘディングで狙う。GKがなんとか掻き出したが、ボールはゴールラインを超えており、古谷柊介のゴールで日本代表が勝利を確実なものとした。

 試合はこのままタイムアップ。U-23日本代表は開幕2連勝と好スタートを切った。

 次節、U-23日本代表は13日、U-23カタール代表との一戦に臨む。

【スコア】
U-23UAE代表 0-3 U-23日本代表

【得点者】
0-1 5分 ンワディケウチェブライアン世雄(U-23日本代表)
0-2 37分 大関友翔(U-23日本代表)
0-3 82分 古谷柊介(U-23日本代表)

【スターティングメンバー】
U-23日本代表
GK:荒木琉偉
DF:森壮一朗(78分 小泉佳絃)、永野修都、市原吏音、関富貫太
MF:石渡ネルソン、川合徳孟(46分 佐藤龍之介)、大関友翔(89分 小倉幸成)
FW:久米遥太(46分 古谷柊介)、ンワディケウチェブライアン世雄(78分 道脇豊)、横山夢樹(67分 嶋本悠大)


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