FAカップ3回戦が10日に行われ、マンチェスター・シティとエクセター・シティが対戦した。

 FAカップ3回戦では、プレミアリーグおよびチャンピオンシップ(2部)のチームが登場。
プレミアリーグ第21節終了時点で13勝4分4敗の成績を残し、勝ち点「43」で2位につけるマンチェスター・シティにとっては、これが今大会の初陣となる。そんな初戦で相まみえるのは、リーグ1(3部)で14位に位置するエクセター・シティだ。

 マンチェスター・シティは9日、ボーンマスからガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョを総額6400万ポンド(約135億円)と報じられた移籍金で獲得した。加入発表の翌日にもかかわらず、セメニョは早速同試合でスターティングメンバー入りを果たしている。

 試合は序盤の5分、セットプレーからエクセター・シティが最初のチャンスを作り出す。右コーナーキックからリアム・オークスが強烈なヘディングシュートを放ったが、ここは昨年12月18日に行われたカラバオ・カップ準々決勝のブレントフォード戦以来にゴールマウスを託されたジェームズ・トラッフォードに弾き出された。

 徐々にマンチェスター・シティの攻撃にリズムが生まれると、12分には先制に成功。セットプレーの流れから連続して攻撃に出ると、最後はマックス・アレインがゴール前の混戦からシュートをねじ込んだ。

 続く24分には、セメニョが放ったシュートのこぼれ球に反応したロドリが、低弾道のミドルシュートを叩き込み、マンチェスター・シティがリードを広げる。前半終盤に差し掛かった42分には、左コーナーキックからオウンゴールで3点目が生まれ、前半アディショナルタイムには、敵陣でボールを奪ったところから速攻へ移り、右のニアゾーンに入ったタイアニ・ラインデルスからの折り返しが、再びオウンゴールを呼び込んだ。

 後半に入っても、マンチェスター・シティは攻撃の手を緩めない。その中心となったのは、前日に加入が発表されたばかりのアタッカーだった。
49分、最終ラインから細かくボールを繋いで前進すると、左サイドでボールを受けたセメニョが、ラインデルスとのワンツーで左サイド深い位置に侵入。低弾道の折り返しをリコ・ルイスが押し込み、5点目を奪った。

 さらに54分、巧みなテクニックで前を向いたラヤン・シェルキが中央を破るスルーパスを通すと、抜け出したセメニョが冷静にGKとの1対1を沈める。セメニョは初アシスト、初ゴールの双方を記録し、マンチェスター・シティが6点目を記録した。

 以降もマンチェスター・シティはゴールを重ねる。71分にはジェレミー・ドクからのパスを受けたラインデルスが、狙い澄ましたミドルシュートで7点目をゲット。79分にはリコ・ルイスからのクロスボールをニコ・オライリーがヘッドで沈めただけでなく、86分にはディバイン・ムカサからのパスを受けたライアン・マケイドゥーが左足で豪快な一撃を突き刺した。

 エクセター・シティは90分、ジェイク・ドイルヘイズが敵陣で相手のパスをカットすると、セカンドボールを引き取ったジョージ・バーチが左足で目の覚めるようなミドルシュートを叩き込み、一矢を報いる。しかしながら、直後の後半アディショナルタイムには、ゴール前のこぼれ球に反応したリコ・ルイスが右足でボレーシュートを撃ち込み、再び9点差となった。

 試合はこのままタイムアップ。マンチェスター・シティが力の差を見せつけ、FAカップ4回戦進出を決めている。なお、数々の歴史を作ってきたジョゼップ・グアルディオラ監督体制のマンチェスター・シティにとって、初の二桁得点を記録するゲームとなった。


 4回戦は2月14日の開催予定となっている。

【スコア】
マンチェスター・シティ 10-1 エクセター・シティ

【得点者】
1-0 12分 マックス・アレイン(マンチェスター・シティ)
2-0 24分 ロドリ(マンチェスター・シティ)
3-0 42分 ジェイク・ドイル・ヘイズ(OG/マンチェスター・シティ)
4-0 45+2分 ジャック・フィッツウォーター(OG/マンチェスター・シティ)
5-0 49分 リコ・ルイス(マンチェスター・シティ)
6-0 54分 アントワーヌ・セメニョ(マンチェスター・シティ)
7-0 71分 タイアニ・ラインデルス(マンチェスター・シティ)
8-0 79分 ニコ・オライリー(マンチェスター・シティ)
9-0 86分 ライアン・マケイドゥー(マンチェスター・シティ)
9-1 90分 ジョージ・バーチ(エクセター・シティ)
10-1 90+1分 リコ・ルイス(マンチェスター・シティ)


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