レギュラークラスも起用したプレミアリーグの強豪を相手に堂々たる戦いぶりを披露。2点を先行すると、終盤に1点を返されたものの、逃げ切って2-1で勝利した。“ノンリーグクラブ”が1部リーグのクラブに勝利したのは9年ぶり、ディフェンディングチャンピオンに勝利したのは117年ぶりの快挙となった。
ルーニー監督は試合後、「選手たちは並外れていた。私はこれ以上ないほど誇りに思っている。これは間違いなく最大の番狂わせだ。まったく頭が追いついていないよ。我々が勝つに値する試合だったと思う。彼らは一対一の局面で勝ち、自陣のゴール前で守り切った。試合前のロッカールームで伝えたことを選手たちは実行していた」と、世紀のジャイアントキリングを起こした選手たちを激賞した。
ここに至るまで、いくつもの苦難を乗り越えた。2020年にマクルズフィールド・タウンが破産で146年の歴史に幕を閉じ、地元実業家のロバート・スメサースト氏によって後継クラブのマクルズフィールドが生まれた。
そんななか、昨年12月16日、悲劇がクラブを襲った。ウルヴァーハンプトンの下部組織出身で、2025年夏からクラブに加わったばかりのFWイーサン・マクロード氏が、交通事故により21歳の若さで帰らぬ人となったのだ。
クリスタル・パレス戦で本拠地『モス・ローズ』のスタンドにはマクロード氏のためにバナーが掲げられ、“シルクメン”(マクルズフィールドの愛称)はマクロード氏の両親が見守る中、会心の勝利を掴み取った。ルーニー監督は「彼の両親にこう言ったんだ。『彼は今日、間違いなく天から見守っている。彼が私たちと一緒にここにいると感じる』と。彼の両親がここにいること。ロッカールームに来て、オフィスに来てくれること。それは私にとって非常に大きな意味を持つ」と、志半ばで逝去したチームメイトに勝利を捧げた。
『BBC』で同試合の解説を担当したルーニー監督の兄で、イングランド代表のレジェンドであるウェイン・ルーニー氏は、「私の弟がこんなことを成し遂げるなんて信じがたいよ。監督になってからまだ日が浅いんだ。彼のことをとても誇りに思うよ」とマクルズフィールドを祝福。また、元リヴァプールのスティーヴン・ウォーノック氏は「FAカップ史上最高の瞬間の一つ」、元トッテナム・ホットスパーのポール・ロビンソン氏も「世界最高のカップ戦が、我々の目の前でまたしても信じがたい歴史の一ページを刻んだ」と、マクルズフィールドの快挙を称えた。
【ハイライト動画】マクルズフィールド 2-1 クリスタル・パレス

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