アル・イテハドに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテに欧州復帰の可能性が浮上しているようだ。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏や『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者らが伝えている。


 現在34歳のカンテはフランスのブローニュ、カーンを経て2015年夏にレスターへ移籍。2015-16シーズン、“奇跡”とも称されたプレミアリーグ制覇に大きく貢献し、2016年夏にチェルシーへ完全移籍で加入した。2016-17シーズンにはプレミアリーグの年間MVPにも選出されるなど、チェルシーでは公式戦通算269試合に出場し、13ゴール16アシストを記録。プレミアリーグやチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、FIFAクラブワールドカップなど、数多くのタイトル獲得に貢献した。

 そして、2023年夏にフリーでアル・イテハドに加入し、今季もここまで公式戦22試合に出場して主力として活躍するなど、ここまで公式戦101試合出場で9ゴール10アシストという成績を残しており、昨年11月には1年ぶりにフランス代表にも復帰を果たしていた。

 そんなカンテはアル・イテハドと年俸8600万ポンド(約184億円)相当の契約を締結したことが加入当初は話題となったが、この契約も2026年6月30日までとなっているため、FIFAワールドカップ26開幕まで残り半年となっているなか、去就には注目が集まっており、2年半ぶりに欧州に復帰する可能性が浮上しているようだ。

 報道によると、スュペル・リグ(トルコ1部)で2位につけているフェネルバフチェがカンテの獲得に動いている模様で、すでにカンテ陣営とは接触しており、良好な会談を経て、個人的条件で合意に近づいているという。

 なお、プレッテンベルク記者によると、移籍成立に向けてすでにカンテ側は大幅な給与減額を受け入れた模様で、給与の問題は解消したことが伝えられている。ただ、契約を半年残しているアル・イテハドとしては移籍金を要求しているため、まだクラブ間での解決すべき問題があり、契約は成立していないことも強調されている。

 それでも、フェネルバフチェとしては今後48時間以内にカンテ獲得に向けた交渉を成立させようとしていることも報じられているが、果たしてカンテは再び欧州でプレーすることになるのだろうか。
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