NEC(オランダ1部)に所属するU-23日本代表FW塩貝健人は、ヴォルフスブルクへの移籍に近づいているようだ。16日、ドイツメディア『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク記者が報じた。


 ヴォルフスブルクは塩貝の獲得にあたり、契約解除金の900万ユーロ(約16億5000万円)をNECに支払うようだ。現地時間17日に行われるエールディヴィジ第19節NACブレダ戦後にドイツへ渡り、メディカルチェックと契約締結を予定しているという。

 現在20歳の塩貝は横浜FCのジュニアユース出身で、國學院大學久我山高校を卒業後、慶應義塾大学に進学。1年次の2024年に横浜FMの加入内定と特別指定選手認定を受けると、同年4月にはプロデビューを飾ってJ1リーグで7試合出場1得点を記録した。

 2024年夏からNECに完全移籍加入。スターティングメンバーの機会は少ないが、短い出場時間ながらも結果を残し、これまで公式戦42試合の出場で14得点を挙げている。

 昨年夏には移籍金450万ユーロ(約8億2000万円)でオーストリアの強豪ザルツブルク加入に近づいたが、メディカルチェックで負傷が判明したため、移籍は破談となっていた。すると、今シーズンは公式戦先発がわずか3回ながらも、エールディヴィジで12試合7得点、KNVBベーカー(カップ戦)で2試合2得点をマークし、NECの上位躍進に貢献している。

 その活躍を受けて、かつて長谷部誠氏や大久保嘉人氏も在籍したヴォルフスブルクが、塩貝の獲得に関心を示した。20歳のストライカーはザルツブルクへの移籍破談から半年後に、2倍の移籍金で欧州5大リーグへの切符を掴むことになりそうだ。
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