アフリカネイションズカップ2025(AFCON)におけるモロッコ代表の快進撃に国民全体が熱狂しているようだ。16日、地元メディア『Le360』が報じた。


 国王ムハンマド6世の大号令で近年サッカー育成に力を入れ、FIFAワールドカップカタール2022ではアフリカ勢初のベスト4入りを果たしたモロッコ代表。開催国として臨んでいるAFCONでも優勝候補の名にふさわしい戦いぶりで、2004年以来の決勝進出を果たし、1976年以来2度目の大陸制覇に王手をかけた。

 18日に決勝のセネガル戦を控えるなか、“アトラスライオンズ”の活躍に国民の熱狂も最高潮に達している。報道によると、モロッコの教育省はAFCON決勝との日程重複を避けるため、当初19日と20日に予定されていた第1学期の標準試験(小学校および中学校の統一試験と継続的評価試験)を、20日と21日に延期。教育省は「評価を適切に実施するための条件を確保する必要性からこの決定を下した」と説明している。

 フランスメディア『RMC』によると、国民運動党のモハメド・ウズィン書記長が、この件についてサアド・ベラダ教育・就学前教育・スポーツ大臣に書面で質問していた内容に沿った措置だという。「この措置により、生徒たちは祝賀の瞬間を共有しながら、試験に集中し、良好な条件で準備するための必要な時間を確保することができる」とのことだ。

 また、同メディアによると、ワリド・レグラギ監督率いる選手たちが決勝進出を決めた直後から、決勝戦チケットの価格は急騰した模様。闇市場では、チケットが500~800ユーロ(約9万2000円~約14万7000円)で取引されているという。
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