トッテナム・ホットスパー(スパーズ)を率いるトーマス・フランク監督が、17日のプレミアリーグ第22節ウェストハム戦を振り返った。17日、地元メディア『フットボール・ロンドン』が伝えた。


 ホームにウェストハムを迎えたスパーズは、15分に相手の先制を許すと、64分にクリスティアン・ロメロのゴールで追いつく。しかし、後半アディショナルタイム3分にウェストハムの勝ち越しを許し、降格圏のチームを相手に黒星を喫した。

 直近14試合で8敗目を喫し、リーグ戦でのホームゲームはわずか2勝のみ。サポーターの我慢も限界に近づいており、フランク監督に対しては「明朝に解任される」のチャントが歌われた。

 フランク監督は試合を振り返り、「非常に良い後半を戦い、押し込み、試合に巻き返し、勝利に最も近づき、優位に立ち、チャンスや機会、ペナルティエリア内の危険な場面を作り出した。しかし決定的な一撃が欠けていた。直近2試合で勝利を収めていれば、状況は大きく変わっていただろう。どちらの試合も、勝てないならせめて、負けてはいけない。後半アディショナルタイム5分まで、相手に何も与えなかったがチャンスを許し、コーナーを献上し、そこで失点した。これは絶対にあってはならないことだ」と敗戦の弁を述べた。

「選手たちは本当に懸命に戦った。後半は全てを正しく実行した。
前半も最初の15分は非常に良かった。しかし、我々が今直面している典型的な状況で、相手はディフレクトしたシュートで先制した。もちろん、もっと上手くやれた点はいくつか議論できる。それでも跳ね返ったシュートだ。そこから我々は制御を失い、冷静さと落ち着きを少し欠いた。焦りすぎて、ボールを早く放り出しすぎたと思う。しかし、それらの課題は全て後半に修正された。残念ながら、我々に運が向かなかった」

「少し狂ったように聞こえるかもしれないが…」

 自身に対するファンの怒りについては、「もちろん、これまでより良い時期もあったし、今が最高の時期ではないのは確かだ。だが理解している、責任者は私だ。だから非難は私に向けられる。それは公平で、その点では問題ない」と受容。「サポーターが選手を信じ、できる限りの支援をし、彼らを後押しし、前進させようとしてくれる限り、それが我々の仕事であり、これからも前進し続ける」と言葉を続け、もうしばらくの忍耐を求めた。


「十分に勝てていないなら、ファンからの十分な支持を得られないのは当然だ。だが我々が勝ち始めれば、状況は変わる。その点は疑いようがない。試合内容にも少し目を向けてほしい。例えばボーンマス戦やアストン・ヴィラ戦、そして今回の試合で、もし選手たちが走るのをやめたり、何もせず、懸命にプレーせず、勝利に最も近いチームでなかったなら、それは仕方ないと言えるだろう。しかしチームは非常に懸命に戦っている」

「そして今でも、少し狂ったように聞こえるかもしれないが、我々は良い結果から遠ざかっているのではなく、むしろ近づいていると確信している」

「今日の試合は皆さんもご覧になった通り、2-1で楽に勝てたはずだ。言い訳はしない。ただ選手層が薄くなっているのも事実だ。攻撃陣にも1点か2点は決めてもらわねばならない。指をパチンと鳴らすように簡単に解決できる問題ではない。だがここで誓おう、私は毎日、全力を尽くしている。皆からの信頼を感じている。
進む道は一つだけだ。我々は前進し続けなければならない」

 スパーズの次戦もホームで行われ、20日のチャンピオンズリーグでドルトムントと対戦する。


【ハイライト動画】トッテナム・ホットスパーvsウェストハム

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