NECを率いるディック・シュロイダー監督が、所属するU-23日本代表FW塩貝健人の去就について言及した。17日、オランダメディア『voetbalprimeur』が伝えている。


 現在20歳の塩貝は横浜FCのジュニアユース出身で、國學院大學久我山高校を卒業後、慶應義塾大学に進学。1年次の2024年に横浜F・マリノスの加入内定と特別指定選手認定を受けると、同年4月にはプロデビューを飾ってJ1リーグで7試合出場1得点を記録した。

 そして、2024年夏にNECに完全移籍で加入した。先発の機会は少ないが、短い出場時間ながらも結果を残しており、これまで公式戦42試合の出場で14得点をマーク。2025年のエールディヴィジ(オランダ1部)では通算11得点を挙げ、同リーグで10番目の得点数を記録していた。

 そんな塩貝はヴォルフスブルクへの移籍に近づいていることが明らかになっており、ドイツメディア『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、契約解除金の900万ユーロ(約16億5000万円)を支払う形でクラブ間合意に達していることが伝えられていた。

 そうしたなか、塩貝は17日に行われたエールディヴィジ第19節のNACブレダ戦(◯4-3)でメンバー外となり、NECは欠場理由を「移籍について最終調整中」と明らかにした。

 そして、試合後に『ESPN』のインタビューに応じたシュロイダー監督も「笑っているよ。でも、歯痛に苦しむ農夫みたいに笑っている。確かに彼は去るようだ」と塩貝が退団することを認めつつ、チームにとっては痛手であることを強調した。

「クラブ、サポーター、スタッフ、そして選手たちは皆、彼の不在を寂しく思うだろう。本当に辛いことだけど、契約解除条項が発動されれば、それは当然のことだ。
私は特に彼の成長ぶりを心から誇りに思っている。彼は他の若者にとって真のロールモデルだ。彼の幸運を願っているけど、私のプランBはなくなってしまった」
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