モロッコ代表を率いるワリド・レグラギ監督が、セネガル代表を率いるパペ・ティアウ監督を批判した。18日、大手メディア『ESPN』が伝えている。


 アフリカネイションズカップ2025(AFCON)決勝が18日に行われ、開催国モロッコ代表はセネガル代表と対戦。スコアレスのまま90分を終え、延長戦に突入すると、94分にパプ・ゲイェに決勝点を許し、このまま0-1で試合終了。モロッコ代表は1976年以来、50年ぶりとなる2度目の優勝を逃すこととなった。

 この試合では判定を巡って大荒れになる事態となり、90+2分にセネガル代表がネットを揺らしたものの、直前のプレーでファウルがあって得点が認められないと、90+6分にはゴール前でのポジション争いの際にブライム・ディアスが倒され、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入もあってモロッコ代表にPKが与えられていた。

 しかし、この判定に納得のできなかったセネガル代表側は猛抗議をし、ティアウ監督はチームをピッチから退かせようと選手たちをロッカールームに先導した。しかし、サディオ・マネが中心となり、選手たちをピッチに呼び戻すと、PKが与えられてから約14分後に試合は再開された。このPKでB・ディアスはパネンカを狙ったが、GKエドゥアール・メンディに正面でキャッチされてしまい、絶好のチャンスを逃したことでモロッコ代表は延長戦の末に敗れる結果となった。

 セネガル代表側が判定に猛抗議した際にはピッチ上でティアウ監督と言い争う場面も見られたレグラギ監督は試合後、「ブライムがPKを蹴るまでにかなりの時間が経過し、それが彼を動揺させたのだと思う」とPKを外したB・ディアスを擁護しつつ、チームをピッチから退かせたティアウ監督の決断を次のように批判した。

「この試合はアフリカにとって恥ずべきものになった。監督が選手たちにピッチからの退場を命じ、試合前の記者会見で発言(モロッコのスポーツマンシップに反する戦術を非難)していたことを言うなんて、勝敗に関わらず、品位を保つべきだと思う」

「パペ(・ティアウ監督)の今夜の行動はアフリカの名誉を汚すものだ。彼は今やアフリカ王者なのだから、何を言おうと構わない。しかし、彼らが試合を10分以上も中断させたんだ」

「それはブライムのPKの蹴り方を正当化するものではない。
彼はああやって蹴ったが、そのことを私たちは責任を負わなければならない。今は前を向いて、ブライムがミスしたことを受け入れる必要がある」


【ハイライト動画】大荒れとなったアフリカ杯決勝はセネガル代表に軍配が上がった

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