クリスタル・パレスは、オリヴァー・グラスナー監督を続投させることを決断したようだ。18日、イギリスメディア『talkSPORT』や同『スカイスポーツ』などが伝えている。


 日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスでは、16日にグラスナー監督が今シーズン終了後の契約満了に伴う退任を明言したほか、昨夏から去就に注目が集まっていた契約が今季限りとなっているキャプテンを務めるイングランド代表マルク・グエイはマンチェスター・シティに加入することで合意したことがイギリスメディア『BBC』などで報じられており、2人のキーマンを失うことが決定的になっている。

 そんななか、代役が確保できていない状況で、クラブはグエイの退団を容認した模様で、17日に行われたプレミアリーグ第22節のサンダーランド戦でグラスナー監督はグエイを起用することができず、1-2で逆転負けを喫していた。

 そして、交代枠を使わずに終えた試合後にグラスナー監督は「私たちは完全に見捨てられている」とクラブからの支援がないことへの不満を表明。「プレミアリーグの試合前日にキャプテンを売却するなんて最悪だ」と上層部の対応を非難していた。

 この発言が大きな問題となり、グラスナー監督自身はシーズン途中に辞任する意思はないものの、クリスタル・パレスが即時解任を検討していることが報じられ、動向には注目が集まっていた。

 しかし、今回の報道によると、スティーブ・パリッシュ会長がグラスナー監督と緊急の会談を行った結果、グラスナー監督を解任させないことになり、予定通りに今季終了まで留任することを決断したという。

 なお、クラブ上層部は16日にグラスナー監督が今シーズン終了後に退任すると発表することを知らされていなかったことも明らかになっているが、現在は年末年始の過密日程で10試合勝利がない状況をいかに好転させるかに注力していることが伝えられており、少なくとも今季はグラスナー体制のまま戦い続けることになりそうだ。
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