アフリカ最強国を決するAFCONは現地時間19日に決勝戦が開催され、セネガル代表がモロッコ代表を延長戦の末に1-0で下して2大会ぶり2度目の優勝を果たした。
物議を醸しているのが後半アディショナルタイムの一幕。90+6分にモロッコのブライム・ディアスが敵陣ボックス内で倒されて主審がPKを宣告すると、セネガル側は猛抗議し、パペ・ティアウ監督は選手をピッチから退かせようとロッカールームへ先導した。サディオ・マネらが中心となって選手がピッチへ戻り、PK宣告から約14分後に試合は再開。しかし、B・ディアスのパネンカはGKエドゥアール・メンディに難なくキャッチされ、モロッコは絶好のチャンスを逃した。
試合後、モロッコを率いるワリド・レグラギ監督は「ブライムがPKを蹴るまでにかなりの時間が経過し、それが彼を動揺させたと思っている」と前置きしつつ、セネガルのボイコット未遂を先導したティアウ監督に対して「今夜の行動はアフリカの名誉を汚すものだ。彼は今やアフリカ王者なのだから何を言おうと構わない。しかし、彼らが試合を10分以上に渡って中断させたんだ」などと苦言を呈した。
前代未聞の事態を受けて、MFFは「CAFとFIFAが法的手続きを開始したことを受け、モロッコ代表との決勝戦の最中にセネガル代表がピッチから退いたこと、さらには審判が有効なPKを宣告した後に発生した一連の事象について、苦情を申し立てたことを発表する。これらの事象は試合の正常な進行と選手たちの士気に重大な影響を及ぼした」と公式声明を発表した。
また、イギリス紙『ガーディアン』によると、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長も「一部のサポーター、そしてセネガルの選手とテクニカルスタッフの行動を強く非難する。このような形でピッチを去ることは容認できない。
なお、この件に関してはアフリカサッカー連盟(CAF)も「AFCON決勝戦において、一部の選手とスタッフが取った容認できない行動を強く非難する。CAFは試合中に発生したあらゆる不適切な行為、とりわけ審判団や試合の主催者を標的として行為を強く非難する。すべての映像を検証し、適切な措置を講じるように関係機関に連絡する」と声明を発表している。
【ハイライト動画】アフリカ杯決勝は大荒れ…セネガルが延長戦の末にモロッコを下して優勝!

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