ヘタフェに所属するDFダヴィンチが、スペイン国内で発生した列車事故により亡くなった、父親に宛てたメッセージを公開した。

 スペイン・コルドバ近郊で18日、高速列車が脱線し、対向の線路を走行していた列車と衝突する事故が発生した。
これまでに40人以上の犠牲が確認されたなか、20日にはヘタフェに所属するDFダヴィンチの実父にあたるダビド・コルドン・カノ氏も、この事故により帰らぬ人となったことが、ヘタフェやレクレアティーボ・ウェルバ、スペインサッカー連盟(RFEF)から発表されていた。享年50歳だった。

 ダビド・コルドン・カノ氏は、ビーチサッカーの元スペイン代表選手でもあり、欧州大会を2度(2001年と2004年)制したほか、世界大会でも2度(2003年と2004年)準優勝を成し遂げた功績を持っている。スペイン複数メディアによると、同氏は、ヘタフェのラ・リーガ第20節バレンシア戦を現地観戦した後、マドリードからウエルバに戻る際に事故に巻き込まれたとのことだ。

 そんななかで、ダヴィンチが自身の公式Instagramを更新。逝去した父親に宛てたメッセージを公開した。

「悲しみの主と愛の聖母があなたの傍にいて、僕の人生を通して、一緒に導いてくれると信じている。困難なときには、あなたが僕に力を与えてくれるだろう。あなたがいつも、僕たちに言い聞かせていたことをずっと忘れないでいるようにね。“いつも明るく、前へ進もう”」

「この人生で僕が為すべきすべてのことは、空にある僕の一等星に捧げるためだ。ある日、『道が険しくなったとき、その道を歩むのは強い者だけ』と教えてくれた。あなたは常にファイターであり、そのことを最初から示してくれたね。
そしてそれが、あなたのためにできる最大の愛情表現だと思う。僕はどんな状況にも打ち勝ち、決して諦めないことを体現してみせるよ。 パパ、愛しているよ」

 2007年10月16日生まれのダヴィンチは現在18歳。スペイン南部ウエルバ出身で、地元のレクレアティーボ・ウェルバのカンテラで育ち、今シーズンにヘタフェへとステップアップ。ホセ・ボルダラス監督に見出された左サイドバックは、開幕節セルタ戦のスタメンに大抜擢されると、以降も主力として活躍。しかし、昨年9月下旬の第7節レバンテ戦を最後に、半月板のケガにより戦線を離脱していた。


【メッセージ】最愛の父親に誓ったダヴィンチ




編集部おすすめ