モナコがフランス人MFポール・ポグバとの契約解除を検討しているようだ。27日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。


 ポグバはユヴェントスに在籍していた2023年8月、セリエAの試合後に行われた薬物検査で筋肉増強作用のあるテストステロン値の上昇が確認され、再検査を経て一昨年2月にイタリア反ドーピング機構(TNA)から4年間の出場停止処分が科された。その後、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への上訴が認められて出場停止期間は18カ月間に軽減。ユヴェントスから半年以上に及ぶ無所属期間を経て、昨年6月にモナコ加入が発表された。

 母国でキャリアの再起を図り、昨年11月に行われたリーグ・アン第13節レンヌ戦(1-4●)で約26カ月ぶりの実戦復帰を果たしたポグバ。そこから3試合連続でピッチに立ったが、ハムストリングの負傷で戦列を離れることとなり、今シーズンはここまで3試合、わずか30分間の出場にとどまっている。

 こうした状況から、ポグバのモナコでの将来は極めて不透明なものになっているようだ。報道によると、チアゴ・スクーロCEO(最高経営責任者)をはじめとしたクラブ上層部は昨年夏からの経緯を踏まえつつ、今後数カ月で状況が改善されなければ2027年6月末までとなっている現行契約を満了を待たずして打ち切ることを検討しているとのこと。今後も継続的に協議が行われる見込みだが、ポグバが今シーズン限りでモナコを退団する可能性も否定できないだろう。

 スクーロCEOはポグバについて「彼に関する計画は我々が当初想定していたようには進んでいない。解決策を見つけるために懸命に取り組んでいる。彼は不安を抱えている。体の様々な箇所に小さなケガがあり、そのことによってプロセスに支障が出ている。
夏の到着時に合意した内容を実現できるよう、我々は努力を続けている」と明言している。

 未だ“完全復活”の目処が立たないワールドカップ覇者。現地時間28日に控えるユヴェントスとのチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ最終節も欠場する見込みだ。
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