ベンフィカを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、レアル・マドリード戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。


 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第8節(最終節)が28日に行われ、ベンフィカはレアル・マドリードと対戦。試合開始前は敗退となる29位に位置していたベンフィカは30分に先制点を許したが、36分にアンドレアス・シェルデルップが同点弾を挙げると、45+5分にはヴァンゲリス・パヴリディスがPKを沈めたほか、54分にはシェルデルップが2点目を決めて2点差としたが、58分に再び失点してリードは1点となった。

 このままリードして終盤を迎えたベンフィカだが、他会場の結果、得失点差の関係で敗退する順位にいたなか、試合終了間際にフリーキックのチャンスを得ると、モウリーニョ監督の指示もあって、GKアナトリー・トルビンが前線に駆け上がると、90+8分にそのGKトルビンが頭で劇的ゴールを挙げ、このまま4-2で試合終了。ベンフィカは劇的な得点で順位を24位に上げ、ギリギリで決勝トーナメントのプレーオフ進出を決めた。

 劇的突破を果たした試合後、モウリーニョ監督は「土壇場で勝敗が決まったことはよく覚えている。以前にも何度か経験している。勝っている状況だったけど、それだけでは十分ではなかった。それならば、状況を変えてリスクを負わなければならない。なぜなら、3-3の同点に追いつかれたとしても結局は敗退していたからだ。この勝利は歴史的かつ重要だ。特に、名誉という点ではね」とレアル・マドリード相手に4得点を奪って勝利したことを誇った。

 また、GKとしてはCL史上5人目の得点者となったトルビンの劇的ゴールについてモウリーニョ監督は「3-2で突破に十分なのか、全くわからなかった。
だから、フラニョ・イヴァノヴィッチとアントニオ・シウヴァを投入して勝利を確実なものにしようとした」と語りつつ、トルビンが得点を決められる可能性があることを知っていたことも明かした。

「このままでは不十分だとわかった時、もう交代はできなかったので、ニコ(ニコラス・オタメンディ)を前線に送った。フリーキックのチャンスが来た時にはトルビンも前線に送った。でも、(サミュエル・)ダールは後ろに置いたんだ。勝利が常に重要なことだからね」

「彼(トルビン)にはできるとわかっていたよ。数週間前のポルト戦で負けそうな時に、最後の瞬間に彼を上げて、もう少しでゴールを決めそうになっていた。だから、あの大男にはできる力があるとわかっていた。もちろん、パスの質が最も重要だ。ボールをうまくそこに持っていかなければならないけど、彼にとっても素晴らしいゴールだったね」


【ハイライト動画】GKトルビンの劇的追加点にモウリーニョ監督も喜び爆発!



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