マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWオスカー・ボブの、フルアム移籍が決定的になっているようだ。28日、イギリスメディア『BBC』や移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏などが伝えている。


 2003年7月12日生まれで現在22歳のボブは左利きのウィンガーで、2019年7月にヴォレレンガ(ノルウェー)からマンチェスター・シティの下部組織に加入した。2023年9月にトップチームデビューを果たし、ここまで公式戦47試合出場で3ゴール4アシストを記録している。

 しかし、ブレイクが期待された昨季開幕前の2024年夏に足の骨折で長期離脱を余儀なくされると、今季はプレミアリーグ開幕節でスタメンに名を連ねたものの、競争の激しさや負傷離脱などもあり、公式戦15試合の出場にとどまっているなか、今月にはガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョが加入した影響で序列も低下したことで移籍を模索していることが噂されていた。

 そうしたなか、今回の報道によると、マンチェスター・シティは関心が寄せられていたフルアムと2700万ポンド(約57億円)の移籍金で合意したという。なお、契約には次の移籍時に有効となる20パーセントの売却条項に加えて、将来他クラブからオファーが届いた場合には、同額を提示すれば優先的に交渉できる権利も付随していることが伝えられている。

 なお、この優先交渉権はマンチェスター・シティがよく使う手段であり、この権利を活用して、昨夏にはバーンリーからニューカッスルへの移籍に迫っていたイングランド代表GKジェームズ・トラッフォードを再獲得しており、将来的にボブがマンチェスター・シティに復帰する可能性も残る条項となる。

 ノルウェー代表としても通算16試合に出場しているボブは、今夏開催のFIFAワールドカップ26での活躍も期待されているが、今季後半戦からはフルアムでプレーすることになりそうだ。
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