第30回ちばぎんカップが31日に行われ、柏レイソルジェフユナイテッド千葉が対戦した。

 千葉県を代表する名門同士による風物詩のプレシーズンマッチは、節目の30回目。
昨季J1リーグで優勝まであと一歩の2位に終わった柏と、17年ぶりにJ1へ帰ってきた千葉が、『三協フロンテア柏』を舞台に激突した。

 試合序盤は柏がボールを握って押し込む展開となる。11分、右サイドを崩して久保藤次郎がペナルティエリア手前の中川敦瑛にパス。中川が右足を振ると、シュートは相手DFにディフレクトしてゴールに吸い込まれた。

 千葉は柏にボールの出しどころを潰されて前線へパスを思うように繋げられず、シュートを放つことはできない。一方の柏は追加点のチャンスが複数回訪れたものの、細谷真大や久保は仕留めきれず、小見洋太らの決定機は相手GK若原智哉に防がれる。柏は前半だけで15本のシュートを放ったが、リードは1点で折り返す。

 後半も柏ペースで進むが、選手交代で前線を活性化した千葉にもチャンスが生まれ始める。64分には右からのクロスに呉屋大翔が頭で合わせてゴールネットを揺らしたが、オフサイドを取られる。その1分後、姫野誠のクロスに呉屋が合わせたヘディングシュートは惜しくも相手GKに阻まれたが、その流れで獲得したコーナーキックで待望の同点ゴールを獲得。ショートコーナーからパスを繋ぎ、猪狩祐真のクロスに石川大地が頭で合わせて押し込んだ。

 千葉の勢いが増して、どちらに転ぶかわからない一進一退の攻防が繰り広げられる。
そんななか、83分に次の1点を奪ったのは柏だった。久保がボックス付近で相手を剥がし、スペースが生まれたなかで落ち着いて左足一閃。狙い澄ました一撃はポストを叩いてゴール左上に吸い込まれ、相手GK若原は一歩も動けなかった。

 試合はこのまま終了し、柏が2シーズン連続19回目の優勝を果たした。

 秋春制への移行に伴い開催される特別大会の明治安田J1百年構想リーグは来週開幕。柏は2月8日に川崎フロンターレと敵地で、千葉は同7日にホームで浦和レッズと対戦する。“千葉ダービー”は3月7日の第5節に予定されている。

【スコア】
柏レイソル 2-1 ジェフユナイテッド千葉

【得点者】
1-0 11分 中川敦瑛(柏)
1-1 65分 石川大地(千葉)
2-1 83分 久保藤次郎(柏)


【ゴール動画】柏・中川敦瑛の先制点

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