ブンデスリーガ第20節が1月31日に行われ、フランクフルトとレヴァークーゼンが対戦した。

 フランクフルトは今月18日、ディノ・トップメラー監督の解任を決断。
発表時点で、ブンデスリーガでワーストタイの39失点を喫し、順位も7位に甘んじていたことから、率いて3年目となるドイツ人指揮官に別れを告げた。しかしながら、その後はチャンピオンズリーグ(CL)も含めた公式戦で3連敗。現在は公式戦7試合未勝利という状況だ。

 現地時間の30日には、現在NKツェリェを率いるアルベルト・リエラ新監督の就任が決定。同監督はNKツェリェでの最終戦を終えて、週明けよりチームに合流予定となっており、今節まではデニス・シュミット暫定監督が指揮を執る。現時点で1試合未消化ながら、10勝2分6敗の成績を残すレヴァークーゼンとのゲームに向けて、フランクフルトに所属する堂安律はスターティングメンバーに名を連ねた。小杉啓太はベンチスタートとなっている。

 試合は26分に動く。レヴァークーゼンは相手を敵陣へ閉じ込めた状態で、ブロックの外でボールを繋ぎ、右サイド大外の位置でアルトゥールがアレイクス・ガルシアからパスを受ける。アルトゥールはペナルティエリア右へ走り込んだアレックス・グリマルドを使い、ワンツーでボックス内へ入り込むと、右足でゴールネットを揺らす。レヴァークーゼンが先手を取った。

 勢いに乗るレヴァークーゼンは続く33分、自陣からのビルドアップで相手を動かすと、中央でフリーになったマルタン・テリエが左サイドへ展開。
駆け上がったグリマルドがグラウンダーのボールを送ると、ディフレクションしたところをクリスティアン・コファネが拾い、落としを受けたマリク・ティルマンがダイレクトでシュートを沈める。レヴァークーゼンが2点をリードして前半を終えた。

 後半に入ると、フランクフルトが反撃をスタート。50分、堂安の蹴った右コーナーキックはボックス内で跳ね返されたものの、こぼれ球を2度にわたって前方へ繋ぐと、ボックス右で前を向いたオーレル・アメンダが中央へ折り返す。待っていたロビン・コッホはダイレクトでボレーシュートを放つと、GKヤニス・ブラスヴィヒに阻まれたものの、こぼれ球を自ら押し込み、1点差に詰め寄った。

 後半のフランクフルトは敵陣でプレーする機会を増やし、62分には右サイドで反転した堂安がバイタルエリアへ侵入。ペナルティエリア手前の位置からスルーパスを狙ったが、ここはアルノー・カリミュエンドと合わず、パスは繋がらない。攻撃のギアを上げようと試みるなか、71分にはアクシデントが発生。わずか3分間の間で、エリス・スキリが2枚のイエローカードを受けて退場処分に。フランクフルトは10人となって1点ビハインドを追いかけることとなった。

 このままの点差で後半アディショナルタイムに突入すると、レヴァークーゼンは高い位置での守備から速攻へ移り、最後はペナルティエリア左のスペースへ走り込んだアレイクス・ガルシアがトドメの3点目を奪う。試合はこのままタイムアップ。
この結果、フランクフルトは公式戦4連敗、8戦未勝利となった。堂安は69分までプレー。小杉に出番はなかった。勝利したレヴァークーゼンは公式戦3連勝を記録している。

 次節、フランクフルトは2月6日に敵地でウニオン・ベルリンと対戦する。一方、レヴァークーゼンは同3日、DFBポカールの準々決勝で日本人選手3名が所属するザンクトパウリと対戦する。

【スコア】
フランクフルト 1-3 レヴァークーゼン

【得点者】
0-1 26分 アルトゥール(レヴァークーゼン)
0-2 33分 マリク・ティルマン(レヴァークーゼン)
1-2 50分 ロビン・コッホ(フランクフルト)
1-3 90+3分 アレイクス・ガルシア(レヴァークーゼン)
編集部おすすめ